御造営が進められる佐美長神社(伊雜宮 所管社)

2014年09月13日(土) 御造営が進められる佐美長神社(伊雜宮 所管社) (徒歩)
お伊勢さん125社まいり 磯部めぐり にて最初に訪れたのはお伊勢さん125社のひとつである佐美長神社。

【参考】

 

本資料に記されているように、佐美長神社は皇大神宮の別宮である伊雜宮の所管社である。

佐美長神社は大歳社又は穂落社とも呼ばれていて、資料にあるように倭姫命が志摩の国を巡幸の際に鳥が昼夜となく鳴き止まないのでその姿を探すと一羽の真名鶴が芦原の中で一本の根元から千穂の稲が生えている穂をくわえて鳴いていた。そこでこの鶴を五穀豊穣の守護神である大歳神と崇めこの地にまつったとするする伝説。または、真名鶴が飛んできてくわえていた穂を落とした。そこで倭姫命が鳥すら御田を作り天照大御神に奉ると申し真名鶴を大歳神としてこの地にまつったとする伝説があるそうだ。なお境内には御前神社として四宇の小社殿(佐美長御前神社四社)がある。

鳥居をくぐり石階を登ると前方には広い空間が広がっているはずなのだが、今日は雰囲気が異なっていた。左右に白いシート・・・。

 

御造営が進められる佐美長神社

御造営が進められる佐美長神社

 

【参考】 御造営が始まる前の様子はこちら 

 

そして、左側のシートの奥には真新しい素木の鳥居と社殿が・・・。「えっ?、ここは所管社なのに?」

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の社殿

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の社殿

 

伊雜宮の遷宮に合わせて所管社である佐美長神社でも遷宮が執り行われるのだろうか。饗土橋姫神社を除く摂社、末社、所管社のなかでは最初の御造営か? 摂社、末社、所管社の御造営は修繕を挟んで40年ごとと聞いているし、もし遷宮が実施されたとしても別宮の遷宮が終わってからだろうと思っていた私はこの場に立ち会って頭の中がパニックになっていた。

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の社殿

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の社殿

 

こんな場面に立ち会えるのは40年に一度のことだろう。感動してしばらくはこの場に佇んでいた。

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社と現在の社殿、佐美長御前神社四社

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社と現在の社殿、佐美長御前神社四社

 

我に返ると佐美長神社にお参りし、続いてはこちらの佐美長御前神社四社にもお参りした。

佐美長御前神社四社

佐美長御前神社四社

 

その後は御造営中の社殿を記録に残しておこうとパチリ、パチリ・・・。

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の社殿、佐美長御前神社四社

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の社殿、佐美長御前神社四社

 

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の佐美長神社

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の佐美長神社

 

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の佐美長神社

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社、現在の佐美長神社

 

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社

 

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社

新御敷地にて御造営が進められる佐美長神社

 

伊雜宮のお白石持行事に訪れることができれば必ず再訪しようと心に決めて佐美長神社を後にした。

 

【 20140913 の記録 】

 

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