2015年09月05日(土) 大注連縄張神事を終えた夫婦岩と建て替え工事中の社務所ほか(二見興玉神社) (車、徒歩)
松下社にて上棟祭の拝観を終えると午前中に大注連縄が張り替えられた夫婦岩を訪れた。
音無山駐車場から賓日館の前を通り過ぎて二見浦海岸へ出ると、二見興玉神社の表参道に最も近い突堤へ。
突堤の先へと進むと右手には小さな夫婦岩が現れた。
ズームでパチリ。朝に見かけた姿とは一転し、しっかりと大注連縄が張られていた。
※ 午前10時過ぎに 神前海岸から遠望した夫婦岩の様子はこちら。
ここからは夫婦岩の向こうに神前海岸も望める。
近くで夫婦岩を拝観するため、突堤から二見興玉神社の夫婦岩表参道へと向かった。
参道の鳥居をくぐるためその前に立つと
鳥居の手前右手にはこんな案内板「社務所建替工事・・・」。そういえば、二見興玉神社には久しく訪れていなかった。
鳥居をくぐると左手に立つ掲示場にはいつも目にする「大注連縄張神事」の案内掲示。
参道を先へと進むとトイレの先、右手に「二見興玉神社社務所」の看板が掛けられていた。
ふたつ目の鳥居をくぐってから振り向いてパチリ。この場所に仮設の社務所が設置されていた。
仮設の社務所を後にしてさらに進むといつもの風景が現れた。カエルと夫婦岩。まさに二見興玉神社だ。
拝殿へと向かうと視界を独占したのは解体が開始されていた社務所。
建物の内部の解体は終了した様子だった。
案内板には「平成二十八年秋竣工予定」と記されていた。一年後だ。
拝殿にてお参りを済ませると本殿の脇を通り抜け
夫婦岩の近くへ到着。新しい大注連縄をパチリ。
さらに、橋梁工事のために海へと張り出した仮設橋からもパチリ。
夫婦岩の反対側を遠望すると
その先には朝に夫婦岩を遠望した神前海岸が望める。
【参考】
そして、夫婦岩の脇へ戻ると忌竹に注連縄が張られた場所にてパチリ。大注連縄張神事ではここから大注連縄が送り出されたのだろう!
再びカエルと夫婦岩。
カエルといたるところで目にすることができる。「無事カエル!」
夫婦岩大注連縄の説明板を確認してから
本殿の脇を戻ろうとするとこんなものに目が行ってしまった。今まで全然気にしていなかったのに・・・。
それは、この取っ手。なんとも味があり、触ってしまった。
解体される社務所と拝殿が軒を合わせる下を抜けると二見興玉神社を後にした。
最初にくぐった夫婦岩表参道の鳥居をくぐり返すとパチリ。
近くには折れ目がくっきりと下ろし立てであることが明らかな幟「みそぎのまち」が立っていた。
堤防道路を先へ進むと振り返ってパチリ。
この近くには、次の石標に「二見興玉神社外苑」「諸車立入禁止」と刻されていた。これには二つの驚きがあった。この場所は二見興玉神社外苑であること。さらに、目の前には明らかに轍が見えること。
再び堤防道路へ戻ろうとすると誰かの置土産があった。
今日はそろそろ二見を後にしよう、
堤防から外苑へと下るとこんな石碑を見つけた。そこには「二見浦海岸 日本の渚百選 認定記念碑 平成八年七月十日」 このような認定は見直しされるのだろうか? 今の渚は人工的でとても百選とは言えない?
二見興玉神社社の外苑を後にすると夫婦岩表参道を横切って音無山駐車場へと戻った。
【 20150905 の記録 】
- 松下社 上棟祭の朝(伊勢市二見町松下)
- 泥だらけでの粟皇子神社(皇大神宮摂社)ほか巡り
- 大注連縄張神事前、注連縄が外された夫婦岩の遠望(神前海岸より)
- 松下社、上棟祭・餅まき(伊勢市二見町松下)
- 大注連縄張神事を終えた夫婦岩と建て替え工事中の社務所ほか(二見興玉神社)
- 御造替を終え簀屋根が外された志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社)
- 鳥居に設置された松井孫右衛門社の扁額(宮川 浅間堤)
- 第63回伊勢神宮奉納全国花火大会の準備(宮川河川敷)