2016年04月24日(日) 一目惚れで買ってしまった「吹きガラス でく工房」の手作りグラス(アースデイ伊勢にて) (徒歩)
アースデイ伊勢の会場である宮川ラブリバー公園を訪れたところ、ステージから最も遠い場所にあったこの場所に惹き付けられてしまった。テーブルの上に並べられているのは微妙に色味を帯びた吹きガラスのグラスなど・・・
木漏れ日に照らされてきらめきを放っていた。ガラス越しに眺める風景はどこかで感じた懐かしさだ。
どうやらそれは、二見の賓日館や鳥羽の大庄屋かどやで体感できる「ゆがみガラス」に再会した時の感覚に近かった。それは子どもの頃を思い出す感覚?
【参考】
- 国指定重要文化財 賓日館 2014年11月29日
- 国登録有形文化財 鳥羽大庄屋かどや(旧広野家住宅) 2013年09月07日
さらに、さまざまなグラスや器を拝見した。
なぜか、テーブルの上にはエスサイダーの空瓶が置かれていた。
なぜかガラス製品と空瓶が一体感を保っていた。
ちなみにエスサイダーは復刻されて、伊勢河崎商人館ほかで販売されている。
【参考】
そして、こちらの方がこれらのガラス製品を作っている「吹きガラス でく工房」の中村一也さんだ。
話を伺うと、
せいぜい一日に20個ほどしか作れない。
同じ形のものを作りたいがなかなか作れない。まだまだ未熟だ。
とも。
さらに、
実は、これらの原料はエスサイダーの空瓶である。しかも、瓶の製造工場が重要で瓶の底に「YH」と陽刻されたモノしか使わない。この記号は日本山村硝子(株)の播磨工場製を示している。
最近では材料の瓶が足りないほどの状況になっている。作り過ぎなのか?
もっとエスサイダーを飲んでもらわないと・・・【参考】
だからエスサイダーの空瓶がこの中に紛れていても違和感を感じなかった。いや一体感を感じたのだろう。
そして、私はこちらのショットグラスに一目惚れし、買い求めてしまった。全くの衝動買いだ。
こちらにグレンフィディックを注いでチアーズ。
【参考】 でく工房のホームページはこちらで、商品はもちろん取扱店が紹介されている。
【 20160424 の記録 】
- 宮川右岸、堤防道路下にまつられている大日如来(伊勢市御薗町)
- アースデイ伊勢(宮川ラブリバー公園)
- 一目惚れで買ってしまった「吹きガラス でく工房」の手作りグラス(アースデイ伊勢にて)