2016年05月08日(日) 修繕のはずなのに傷みが激しい お伊勢さん125社の河原淵神社 (徒歩)
古文書の会に参加するため河邊七種神社へ向かう途中で、八間道路から少し入ったところに鎮座する河原淵神社(伊勢市船江)に立ち寄った。こちらは豊受大神宮の摂社であり、産土社である船江上社の境内地に隣接して鎮座している。
最近は御造替や修繕を終えていないお伊勢さん125社にお参りすると社殿等の傷み具合を調べてしまう。参道を進むと鳥居の間(笠木と貫の)からかなり傷んだ鰹木が確認できる。
まずはお参り。
この角度から眺めると猿頭門の屋根と殿舎の屋根がかなり傷んでいた。
以前、ある方から摂社・末社の場合、社殿の柱を見れば今回は御造替なのか、それとも修繕であるのか判断できると聞いた。柱の根元に修繕の跡が残っていれば今回は御造替、もし残っていなければ修繕となる。
こちらの棟持柱を確認したところ修繕の跡は見られなかった。ということは今回は修繕である。
それにしては傷みが激しい。
日差しは当たるのに、御門の屋根はこんな状態、
さらに
社殿の屋根を確認すると
鰹木はそれぞれこんな状態になっていた。
河原淵神社の修繕はいつ頃の予定だろうか?
【 20160508 の記録 】
- 覆屋が掛けられた修繕作業中の朽羅神社(皇大神宮 摂社)
- 上社では社務所の基礎工事3ほか(伊勢市辻久留)
- 志等美神社・大河内神社、打懸神社の裏側?
- 修繕のはずなのに傷みが激しい お伊勢さん125社の河原淵神社
- 河邊七種神社 古文書の会 #1(伊勢市河崎)
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- 隠されたモノはとても気になる(伊勢市船江の歩道橋)
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