新たに就任された小松揮世久大宮司の参進を拝観するために訪れた風日祈祭(外宮)

2017年08月04日(金) 新たに就任された小松揮世久大宮司の参進を拝観するために訪れた風日祈祭(外宮) (車、徒歩)

本日は外宮にて早朝の5時から、内宮では午前9時より風日祈祭が斎行された。風日祈祭は

農作物の成育期にあたり、天候が順調で風雨の災害もなく五穀の稔りが豊かであるよう、御幣を捧げてお祈りするお祭りです。

 【引用】 神宮の 祭典・催しカレンダーより

とされる。なお、風日祈祭は年に二度、5月14日と8月4日に執り行われ、5月14日には御幣に加え御笠・御蓑が捧げられる。

 

今日は平日なので、外宮のみを訪れることとなった。

なお、私が風日祈祭を拝観したいと思うのにはもうひとつの理由があった。

それは7月3日にさかのぼる。この日、長年大宮司として奉仕されてきた鷹司尚武さんが退任し、新たな大宮司として小松揮世久さんが就任された。あれから約1ヶ月、小松揮世久大宮司が神宮の祭典にて奉仕されるのは風日祈祭が最初だろう。そう思うと小松大宮司が参進される姿をひと目でも拝見しておきたかった。

最近は夏シーズンでも参拝停止が解かれるのが午前五時、ちょうど祭典が開始される時刻だ。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

定刻となると神宮衛士が火除橋の前に置かれた垣を脇へと寄せて開門が告げられた。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

手水を受けて表参道を進むとすでに参進の列は御正宮へと吸い込まれていく様子だった。今日は雨儀のため、修祓は五丈殿にて執り行われたそうだ。参道に近いから参進も早くなったのだろうか?

この場では小松大宮司の参進を拝見することができなかった。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

御正宮にお参りしてから外玉垣の前にて佇んでいた。しかし本祭典は奉仕者全員が内玉垣内へ入るため外玉垣からではその姿を目にすることができない。また、その音を聞くこともできない。

そのため5分ほどすると板垣の南御門脇の移動しこんな感じで待機した。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

参進の列が吸い込まれてから20分ほど経過すると外玉垣南御門付近で動きがあった。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

外玉垣南御門の御幌の裾に手がかかると

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

惹き寄せられた。御幌が片側に寄せられるとその中から

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

大宮司を先頭とした奉仕者の列が・・・

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

ここで初めて小松大宮司が参進される姿を目にすることができた。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

多数の神職が大宮司に続いた。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

御池越しにも。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

さらに別宮への参道から。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

多賀宮への石階へと登る列も。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

その後は

【風日祈祭(土宮)】

多賀宮への石階を登る列と別れた神職は、まず土宮での祭典。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

土宮での祭典を終えると風宮へ移動した。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

【風日祈祭(風宮)】

風宮ではこんなに近くで拝観することができた。御幣を奉る場面も明確に目にできた。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

風宮にて祝詞奏上の頃、多賀宮にて祭典を終えた退下の列が沓音を響かせながら石階を下ってきた。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

風宮でも祭典を終えると神職が退下し、徐々に日常が取り戻されていった。

風日祈祭(外宮)

風日祈祭(外宮)

 

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