2017年08月勉強会(伊勢古文書同好会)

2017年08月20日(日) 2017年08月勉強会(伊勢古文書同好会) (徒歩)

今日は月に一度、伊勢市立伊勢図書館の会議室で開催される伊勢古文書同好会の勉強会。

宮川夜話草巻之一 都波伊渕、荒木田、葛籠石の條を全員で一行ずつ読み合わせた。
今回は千枝さんも参加していただけたので、詳細に解説していただけた。
字面を追って読み進めるだけでなく、詳細な関連情報を知ることにより書かれている内容の理解が深まる。

また、今回は宮川夜話草をテキストに起こす際に旧字体を使用すべきか、新字体を使用すべきかの議論もなされた。
これはその資料を使用する目的により異なると思われる。ただ、図書館などでのアーカイブでは新字体を使用する傾向にあるため外部提供する場合は新字体で記述し、別途に旧新の対応表を付けるのが現在のスタンダードであることが千枝さんより指摘された。
このような議論で盛り上がったがキリがないため、この議論は必要に迫られた時に深めることとし当面は宮川夜話草を完読することを優先することになった。

そんななか私が最も盛り上がったのは、千枝さんが猿田彦神社について説明するために紹介してくれた宇治郷之図だった。
この地図には風日祈宮も描かれており、

風日祈宮付近(宇治郷之図)

風日祈宮付近(宇治郷之図)

 

その脇には「おさぶ女郎 大楠」の文字を見つけた。

あさぶ女郎 大楠付近(宇治郷之図)

あさぶ女郎 大楠付近(宇治郷之図)

 

こちらは宇治青年団による寒参りで巡るお稲荷さんのひとつだが、どうも位置がことなるような・・・

またまた、調べることが増えてしまった。

【参考】

 

【参考】  伊勢古文書同好会

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です