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写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

2017年11月04日(土) 写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore (車、徒歩)

先月から技術講座として白黒フィルム一眼レフ撮影基礎講座が開始され、今までの三重の風景をテーマとした写真講座は技術講座と月替りで交互に実施されることとなった。

そのため、今月は写真講座。先月の技術講座には参加できなかった私は2ヶ月ぶりのHibicore訪問となった。

古民家Hibicore(津市美里町三郷)

古民家Hibicore(津市美里町三郷)

 

立派な門をくぐり抜けるとこんな陶板を見つけた。

古民家Hibicore(津市美里町三郷)

古民家Hibicore(津市美里町三郷)

 

古民家Hibicoreの玄関へ入ると一番乗り。続いて登場した寺本さんも登場。開始時刻の14時が迫ってくるが未だ松原所長と3人だけの時間が過ぎた。所長が淹れる自慢のコーヒーを飲み寛ぎながら、残りの参加者を待っていた。

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

しばらくすると勝田さん(旧姓 大賀)が登場。月末に結婚式を控ているので今日は忙しくて参加できないと思っていたが、「30分でも・・」と言いながら登場し結局は最後まで参加していた。忙しいのにお疲れ様!

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

そして最後に登場したのは、仕事を終えて駆けつけた森田さん。

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

今日は以上の4名だけの参加だった。急な仕事で参加できないメンバー、さらには体調を崩すメンバーも多く、全員が揃うのはなかなか難しい。

 

本日の参加者が揃ったところで写真講座は30分遅れでの開始となった。ところが、開始早々に麻雀の話となり「役満」や「国士無双」などの言葉が・・・女性陣は何のことだかチンプンカンプン!

話題を元に戻すと各人が持ち寄った写真を並べ皆での議論が始まった。最初は森田さんから。

 

【森田】

前回の講座で1000枚を撮影する目標が設定された「錆びたトタン」の写真がテーブルの上に並べられた。

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

錆びたトタンの写真が複数のグループに分類されると松原所長よりこのグループは「自分に酔っている」と指摘された。指摘されたグループにまとめられた写真は広角レンズで撮影されたもので遠近感が強調されダイナミックに見えるものだった。広角レンズは人間の自然な見え方とは異なる特別な見え方を作り出す道具なので、それなりの目的を持って使用すべきである。例えば、ズームレンズを使っても敢えてズーム機能を使用せずに固定位置で撮ることも重要であるとのこと。

また、錆びたトタンの写真で何を表現したいのか、何を伝えたいのか・・・。錆びたトタンを撮る目的やその根拠や背景などを明確にしておかないと説得力が生じない。たとえば、錆びたトタンの局所を撮るのか、錆びたトタンを含めた建物、その周辺を撮るのか、それだけでも全く異なるものになる。例えば、三重県内を巡って錆びたトタンを撮影しまくるとなると「風土的なニュアンスを地方論的に表現する(町の特色も写真に映し込む)」ことも必要となり、現地でヒアリングするなり郷土史を調べるなり歩く土地の分析が必要になる。なお、各地で写真を撮るのなら地点情報を必ず記録しておくべき、カメラにGPSが付いていなかればスマホでも撮影し地点情報を撮っておけば良い。かならず役立つはずだから。

現時点で何のために「錆びたトタン」の写真を撮るのかを決めかねているのなら、しばらくは撮り続ければいい。さらに撮って撮って自分がやりたいことを求める。結論が出た時点が終わりかも知れない。

と所長の指摘が続いた。

なお、森田さんは大阪の堂島スウィーツにて写真を展示している。展示予定期間は延長されるそうな。

【参考】

さらに、京都写真クラブよりお声がかかり、ギャラリーマロニエにて12月に開催される写真展に参加するとのこと。

【参考】

 

「ガラガラ・・・」と玄関の引き戸が開けられるとHibicoreのご近所、稲垣さんから自然薯のお裾分け。所長の「撮って!」の一言に反応してパチリ。(これは究極のトレーニング?)それにしても里山の恵みと身近な近所付き合いは羨ましいものだ。(自然薯は美味しかっただろうな。)

古民家Hibicore、ご近所から自然薯のお裾分け

古民家Hibicore、ご近所から自然薯のお裾分け

 

ここでの講座はこんな感じで緩急のメリハリが面白い。 続いては私の番となった。

【桝屋】

今回は展示方法の検討として先日に試みた伊勢和紙への印刷物を紹介した。

【参考】

 

写真の内容ではなく伊勢和紙への印刷について話が盛り上がり、来年度は伊勢和紙での写真展を実施するのも面白いのではないかと・・・

 

続いては、亀山トリエンナーレに作品を出展した寺本さん。

【寺本】

まずは、亀山トリエンナーレに参加した感想が語られた。

【参考】

 

他の作家と作品づくりのプロセスについて語る機会もがあり、自分自身と同様であることを知った。そのプロセルとは最初から完成イメージがあるわけではなく、(写真なら撮りためた)後でセレクションすること。

彼女は「二枚組の女」と呼称されることからもわかるように、異なる2枚の写真を絶妙に組み合わせるのだから予め完成イメージを描けるものではない。写真は二枚組の素材となるので個々の写真を撮影する時には組み合わせる相手を確定できない。

また、「おばさんにはしんどかった」が若い人も同じ感覚であり、芸術分野では年齢など関係ないことを実感し作品である金屏風の前に置いていたファイルに魅入っているご夫婦が絶賛してくれたことにはとても感動したとも。

さらに、今回テーブルの上に並べられた写真の中の一枚は、「こんなのがあるよ」と亀山トリエンナーレに来場された方から教えたもらった蛇口の写真だった。松原所長から「まさに神の声、大事にしないと」。

二枚組の場合、今後はモノを撮っていった方が良いのではと所長からのアドバイスがあった。

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

そして最後はとてもウキウキな勝田さん(旧姓 大賀)。

【勝田さん(旧姓 大賀)】

やはり新しい名前にはなかなか馴染めないのか、みんな「おおがちゃん」と言ってしまう。

彼女がテーブルに並べたは写真の中で

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

所長が薦めたのはこの系統の対象だった。差し出した彼女の指の先には写真と一体化してしまいそうなマニキュアが塗られていた。色彩的にも彼女の好みなのだろう。所長からは「近所」と「公園」がキーワードであるとの助言があった。

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

大賀さんが発した言葉「日常、身近なところで見つけられるのは嬉しい。今日の夕ごはんは何だろう?と同じ面白さがある。」を受け、所長から「このように紡がれた言葉は作品づくりに役立つ。制作メモとして記録しておいて・・・」。

 

これで写真講座は終了し、次回は

12月17日 技術講座(AM撮影、PM現像)
1月6日 写真講座、その後に新年会(宿泊できる人はその準備を)

の予定。

 

以上で古民家Hibicoreを後にすると、現在 松原豊写真展「界隈 Ⅰ」が開催されている gallery0369 へ移動した。()

【参考】 詳細は

 

ここではギャラリートークが展開された。

松原豊写真展「界隈 Ⅰ」@gallery0369(津市美里町三郷)

松原豊写真展「界隈 Ⅰ」@gallery0369(津市美里町三郷)

 

松原豊写真展「界隈 Ⅰ」@gallery0369(津市美里町三郷)

松原豊写真展「界隈 Ⅰ」@gallery0369(津市美里町三郷)

 

松原豊写真展「界隈 Ⅰ」@gallery0369(津市美里町三郷)

松原豊写真展「界隈 Ⅰ」@gallery0369(津市美里町三郷)

 

今日も充実した写真講座を終えると外は真っ暗になり、星が輝いていた。

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

写真好学研究所 11月講座(2017.11.4)@古民家Hibicore

 

【参考】

 

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