2014年02月14日(金) 『伊勢での大雪』の記録 (徒歩)
本日(2014年03月02日)は終日雨だったので写真の整理をしていたら、バレンタインデーに降った大雪の記録を掲載していないことに気付いた。
何十年に一度と思われる大雪なので撮影した写真だけは記録として残しておこうと遅ればせながらの投稿。
一日中雪が降る予報だったので、徒歩での出勤となった。早めに家を出ると見慣れない風景を楽しみながら・・・。しかし、雪には慣れてない足はいつものようには動いてくれない。歩き方に慣れる頃には会社に到着してしまった。そして、会社で働いていると雪の勢いは強まることはあっても弱くなる気配は全く見られなかった。そのため、早期の退社となった。出勤時と退勤時の違いを比較するのも面白い。
まずは、出勤。
【出勤時】
水路以外は完全に非日常と化していた。
私の前を歩く女性がひとり。未踏の雪に足跡を付けていった。羨ましい。
その足跡を見ながら・・・。
周囲は田畑なのでホワイトアウトしそうだった。土地勘が無い場所でこんなことになったら身動きできなくなるだろう。
国道近くの自動車ディーラーまで来ると車にも雪、雪、雪・・・
こちらは「餃子の王将」駐車場のフェンス。
国道23号へ出るとかなりの車が走っていたが、さすがに速度はゆっくりだった。
傘を指していると降り積もる雪の重みに耐えられなくなり、何度もパタパタと振り払った。
こちらはイオンタウン伊勢ララパーク。予想以上に車が駐まっていた。こんな日でも買い物?
宝くじ売り場の横を抜けてから振り向いてパチリ。
立体駐車場への入口を過ぎると
箕曲神社の参道入口。
【箕曲神社】
ここからしばらくは箕曲神社。
せっかくなのでお参り。
誰か私よりも先にお参りしている方がいた。
境内は木々のおかげで降雪は少ないが、神社の周囲は真っ白だった。
会社に到着する前にかなりの寄り道となった。
降雪が強くなるなか、いつもの昼休みウォーキングコースを逆行した。
別の参道の社標をパチリ。
こちらは、大きなサザンカの木のところ。本来ならここから箕曲神社の社叢を遠望できるのだが・・・。ほとんど、見えなかった。
そして、ここからが退勤。
【退勤時】
積もった雪の深さが半端ではない。ハイカットのトレッキングシューズを履いてきたが雪に足を踏み入れるとくるぶしは軽く埋まってしまった。
こんなに積もった経験はない?
雪を踏み固めながら歩いて箕曲神社の参道へ到着。社標の回りの雪も
参道の雪もかなり深くなっていた。
右側の側溝に雪が積もっていないので、それを目安に歩けたがこれが真っ白だったらどこを歩けばよかったのだろう?
【箕曲神社】
常夜燈の笠石は雪の衣で二倍くらいに膨れ上がっていた。
帰りにもお参りしようとすると鳥居の向こうに
折れた枝を発見。雪の重みで折れて落下したのだろう。朝には「境内は木々のおかげで降雪は少ない」と思ったが、自分自身の身長よりも長い枝が落下してきたが重傷を負うだろうと考えると、おかげどころではない。社叢は凶器と化していた。
いくらララパークの裏とはいえ、こんなところで身動きできなくなったら誰も助けてくれないだろう。
頭上に注意しながら別の参道を進んだ。
その途中でフェンス越しに境内を眺めると折れて落下している木の枝が点在していた。「おお、怖い。」
イオンタウン伊勢ララパークの表に到着してからパチリ。朝に較べると雪の量がかなり多かった。
この後は出勤時のルートを逆行。途中で水路に目をやると流れているはずの水がシャーベット状になっていた。
また、途中でお伊勢さん125社のひとつである河原神社の社叢をパチリ。(あとで思えば、遠回りしてでもお参りしておくべきだった。この時は余裕がなかったのでだろう。)
自宅に近づくと、数名の足跡がさまざまな方向を向いて・・・・・。これはやったな!
少し段になっている田んぼへと落とし合いが繰り広げられたようだ。(子供の頃だったら絶対やっていただろう。)
やっと帰宅したところ、車は雪で隠れていた。様子を見るために雪を払った?、いや雪の塊を掻き落とした。いったい何センチ積もったのだろう?
足元のこんな感じだった。
そして、雪は積もった時よりもその後が大変であることを体感するのはその翌日であった。