伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

2014年05月17日(土) 伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー) (徒歩)

3月末に『四重奏 艸・想・爽・創』 四人展を拝見するために大豊和紙工業株式会社内に設置されている伊勢和紙ギャラリーを訪れた。

【参考】

 

その際に頂いたのがこちらの案内はがき。写真家 篠原 龍さんの写真展「霊場熊野」だった。

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)の案内はがき

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)の案内はがき

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)の案内はがき

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)の案内はがき

 

伊勢和紙による 篠原龍 写真展「霊場熊野」

2014年5月10日(土) – 6月8日(日)  9:30 – 16:30
(5月18日(日)・25日(日)・6月1日(日)は休館)

作者である篠原龍さんは、5月11日(日)、6月8日(日)および会期中の毎週土曜日に在館。

【参考】

 

私にとって伊勢も特別であるが、熊野も特別な場所になってきている。それは一年ほど前に熊野古道伊勢路を歩き始めてからだろう。熊野古道伊勢路を踏破したものの熊野速玉大社からその先は歩けていない。熊野本宮大社および熊野那智大社への古道はいつか歩きたい場所、さらには大峯奥駆道へも・・・と熊野古道および熊野への興味は尽きない。

【参考】

 

このような思いを抱く私にとってこの写真展はぜひとも拝見したいもので、何とか本日訪れることができた。

 

月夜見宮の前の道路を高柳駐車場方向へ進むと次の道標がある。山田の世古のひとつである大世古を示す道標だ。

山田の世古「大世古」の道標

山田の世古「大世古」の道標

【参考】

 

この道標に従って大世古へ入ると、左手には大豊和紙工業株式会社の建物がある。伊勢和紙ギャラリーはこの建物の二階にあるが、こちらからは入れないようでこの先にある正門へ向かった。

大豊和紙工業株式会社

大豊和紙工業株式会社

 

大豊和紙工業株式会社の建物の前に建つ「御師 龍太夫邸跡」の標石を左に見ながらさらに進むと

御師 龍太夫邸跡の標石(大豊和紙工業株式会社)

御師 龍太夫邸跡の標石(大豊和紙工業株式会社)

こちらが、大豊和紙工業株式会社の正門だ。

大豊和紙工業株式会社

大豊和紙工業株式会社

 

この門の左手には次の石柱。そこには「神宮御用紙製造場」と刻されている。

神宮御用紙製造場(大豊和紙工業株式会社)

神宮御用紙製造場(大豊和紙工業株式会社)

「神宮御用紙製造場」とは伊勢神宮で授与される神札、お守り、神宮暦に使用される和紙を製造していることを示している。由緒ある企業であるが、写真印刷用の専用紙としての和紙の活用を模索し和紙市場の拡大を図っている。

これらの模索の成果と改良の努力を漉き込んだ和紙が利用されて、さまざまな写真展が展開されている。

そのひとつが今回開催されている『伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」』だ。

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)のポスター

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)のポスター

 

正門を入ると左手、奥へと進む。突き当りの建物、

伊勢和紙ギャラリー(大豊和紙工業株式会社)

伊勢和紙ギャラリー(大豊和紙工業株式会社)

民家風の引き戸の玄関があり、その上には「伊勢和紙ギャラリー」の看板が掲げられている。

伊勢和紙ギャラリー(大豊和紙工業株式会社)

伊勢和紙ギャラリー(大豊和紙工業株式会社)

 

玄関を入ると記名した後、二階にある伊勢和紙ギャラリーへ向かった。和紙の柔らかい雰囲気の中に和紙にマッチする熊野の被写体が展開されていた。(この記事では展示内容を撮影した写真を紹介しているが作者の承諾を頂いての掲載である。

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

 

こちらは篠原 龍さんの挨拶文。

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

そして、プロフィール。

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

篠原さんは長年(伊勢)神宮に奉職された後、熊野那智大社に奉職され、昨年退職された。その間、神宮奉職時代には広報誌「瑞垣」の表紙・グラビアおよび伊勢市観光ポスターの撮影を、また第60回神宮式年遷宮では大判カメラ(4×5)により諸祭や御装束・御神宝の撮影を担当された。さらに那智での六年間でも撮りためたとのこと。今回の写真展では那智在住時に撮影した写真から和紙にマッチする作品が選りすぐられた。

 

何とか雰囲気を感じていただけたらと思い、作者である篠原さんに許可をいただいて パチリ、パチリ・・・。

ぜひとも 『伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」』 が開催されている伊勢和紙ギャラリーを訪れていただきたい。

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

伊勢和紙による 篠原 龍 写真展「霊場熊野」(伊勢和紙ギャラリー)

 

狙って訪れたわけではなかったのだが、本日は篠原さんの在館日だった。展示された写真についてはもちろん、私が巡っているお伊勢さん125社に関する話題ついてもお話させていただいた。

【キタヰの妻】が先日神服織機殿神社および神麻続機殿神社をめぐったことを話すと、篠原さんから「織機の違いは?」の質問があった。私が朧げな記憶から両者の動きを思い出し「紐を引くのと横糸を手で送る・・・」と少し曖昧な表現をすると篠原さんは分かり易く説明してくれた。

『絹を織る神服織機殿神社の織機は頭上の紐を引くと横糸が自動的に送られる仕組みになっているが、麻を織る神麻続機殿神社の織機ではその仕組みが使えない。そのため、両手を使い横糸を巻きつけた舟形の杼(ひ)を縦糸の間で左右に走らせる。神麻続機殿神社ではなぜ自動的に横糸を送れないのか、それ理由は絹と麻の強度の違いにあり、麻だとすぐに切れてしまうから。また、杼は英語ではシャトルと呼ばれ、スペースシャトルの名になった。』など興味深いお話をいただけた。

 

なお、織機の違いはこれらの動画を比較すれば一目瞭然だ。(2014年05月03日撮影)

 

【動画】 21秒(1.3 MB ) 神服織機殿神社での和妙(絹)の奉織作業

【動画】 13秒(0.7 MB ) 神麻続機殿神社での荒妙(麻)の奉織作業

 

また、MieMuでこの24日から開催される南川三治郎さんの写真展を紹介してくださった。

【参考】

 

南川さんとも親交が深いそうで、新しい和紙の開発やその他についてもiいろいろと教えていただけた。この写真展は私も拝見したいと思っていたものなので、不思議な出会い、縁を感じた。

 

楽しい時を過ごさせていただいて伊勢和紙ギャラリーを後にして玄関を出ると外は眩しかった。

ギャラリーがある建物のすぐ近くの三輪神社へお参りするために鳥居をくぐると

三輪神社(大豊和紙工業株式会社)

三輪神社(大豊和紙工業株式会社)

そこには磁器製の狛犬の姿があった。(磁器製とは珍しい)

三輪神社(大豊和紙工業株式会社)

三輪神社(大豊和紙工業株式会社)

 

その後、篠原 龍さんの残り写真、4点が展示されている伊勢和紙館に立ち寄ってから大豊和紙工業株式会社を後にした。

伊勢和紙館(大豊和紙工業株式会社)

伊勢和紙館(大豊和紙工業株式会社)

印象に残る写真展だった。

 

この記録を書いていて、最後になったが「御師 太夫邸」と「篠原 」さんの「」つながり。ここにも何らかの縁を感じた。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*