2014年10月25日(土) 神嘗祭 奉幣の儀(風宮) (車、徒歩)
午前9時から斎行される土宮での遷宮諸祭儀 甍祭を拝観するために外宮を訪れ、8時30分前に別宮への参道を進むと参道の左側に建つ風宮にて祭儀が執り行われていた。
「あれ、土宮と風宮を間違えた? それにしても斎行が早過ぎる?」と私の頭はパニックになった。
とにかく、祭儀の進行を確認しながら拝観した。
すでに祭儀は最終段階となっていて
八開手による奉拝となった。
以上で祭儀は終了し、
退下となった。
奉仕された神職は斎館まで戻られる。
祭儀のため参拝が停止されていた風宮では、
参拝できるようように現状復旧が進められた。
何の祭儀か分からずに拝観していた私は、神宮衛士に尋ねたところ「神嘗祭です。」と教えてくれた。また、土宮について確認したところ「すでに終了しています。」とのことだった。
内宮および外宮の宮域外に鎮座する別宮では参拝のしおりに神嘗祭を始めとした主要祭儀の斎行日時が記されているが、宮域内の別宮は斎行日時は分からなかった。「そうか、外宮の御正宮(豊受大神宮)と多賀宮の奉幣の儀は16日に斎行されるが、風宮は25日だ・・・。」
祭儀に使用された辛櫃が運びだされ・・・
賽銭箱は元の位置へと戻された。
これらの作業が進められるなか、私がお気に入りの風宮をパチリ、パチリ。
神嘗祭だけに瑞垣には
懸税(かけちから)が掲げられていた。
この後、土宮での祭儀を拝観後、外宮内をお参りして風宮へ戻ってきたところ、神職の手により懸税が瑞垣から取り外されていた。
幄舎を挟んで左右に二束づつ掲げられていた懸税が
回収されると
風宮での神嘗祭は終了となった。
懸税は神職により・・・