2014年11月29日(土) 昨日に遷御を終えた佐美長神社(伊雜宮 所管社)ほか (徒歩)
遷御を終えた翌朝、遷宮諸祭儀を拝観するために伊雜宮を訪れたところ、神宮衛士より伊雜宮の所管社である佐美長神社も遷御を終えたことを教えてもらった。
伊雜宮での大御饌の儀が終了すると奉幣の儀までは時間的に余裕があったため、佐美長神社を訪れることにした。伊雜宮を後にすると田んぼ道を歩き、なるべく近道となるルートを選んで佐美長神社に到着した。
傘を差して歩いてきたが
鳥居をくぐる前に傘を畳んだ。今は感じられる小雨。しかし小雨なので傘がなくても大丈夫だった。
鳥居をくぐると
その先に続く石階を一歩一歩踏みしめながら上った。
石階を上りきるとその先は前回訪れた時とは異なり、テントが目についた。
【参考】 伊雜宮のお白石持行事の際に訪れた記録
- 御造営を終えた佐美長神社、造替を終えた佐美長御前神社四社 2014年11月22日
こちらの雨儀廊はテントで設営されていた。これは先日訪れた地元の氏神を祭る上田神社(伊勢市中村町)で目にしたものだった。
【参考】
佐美長神社の新社へ近づくと
御扉の前には新しい賽銭箱が設置されていた。「遷御を実感!」
足元には小ぶりだが美しい白石が並べられていた。
お参りを済ませると今となっては旧の社を確認。確かにこちらには賽銭箱はない。
続いて、佐美長御前神社四社にお参り。こちらの遷御のタイミングを確認することはできていないが、佐美長御前神はすでにこちらに祭られていることだろう。
お参り。
あと、気づいたことは手すりが新設されていることだ。佐美長御前神社四社の近くにも、さらには旧社の向かい側、下の写真の左側にも設置されていた。
以前はこんな感じで手すりなど設置されていなかったのだが・・・・、どうしたのだろう?
佐美長神社を後にして伊雜宮へ戻る際、石階を下り鳥居をくぐり返すと社域を囲うフェンスに沿って歩ける道を発見した。これは歩かねば!
しばらく進むとフェンスの内側に「神宮」の境界標が立っていた。
さらに先へ進むと振り返ってパチリ。かなりの社叢が続いている。佐美長神社の社叢がこれほど広いと思っていなかった私には驚きだった。
結局、このフェンスは磯部神社の近くまで続いていた。
この後は磯部神社に立ち寄ってから伊雜宮へ戻った。
【 20141129 の記録 】
- 遷御を終えた翌朝の伊雜宮
- 遷宮諸祭儀、大御饌(伊雜宮)
- 昨日に遷御を終えた佐美長神社(伊雜宮 所管社)ほか
- 磯部神社(磯部町恵利原)
- 遷宮諸祭儀、奉幣(伊雜宮)
- 伊雜宮奉賛会による御神楽奉納(伊雜宮)
- 小雨降る御塩殿神社ほか
- 小雨降る堅田神社
- 国指定重要文化財 賓日館
- 賓日館で開催された西行に関する講演と公演