2014年12月06日(土) 遷御の儀に向けて雨儀廊が準備された倭姫宮 (徒歩)
第62回神宮式年遷宮はまだまだ続いている。先週にお白石持行事を終えた倭姫宮では12月10日に遷御を迎える。
【参考】
倭姫宮
御戸祭 12月 8日 8:00
御船代奉納式 12月 8日10:00
洗清 12月 8日12:00
杵築祭 12月 9日 8:00
後鎮祭 12月 9日10:00
川原大祓 12月 9日15:00
御飾 12月10日10:00
遷御 12月10日20:00
大御饌 12月11日 7:00
奉幣 12月11日 9:00
各所祭儀は平日に執り行われるので拝観することは難しい(もしかすると大御饌の儀のみは可能か?)ため、遷御を迎える前の倭姫宮を訪れた。
神宮徴古館および神宮美術館に近い裏参道の入口へ向かい、
鳥居をくぐると鳥居の近くには新しい宮号標が準備されていた。次回は立っている姿を見ることができるのだろう。足が四本、しかも銅板がしっかりと巻かれていた。
ちなみに以前の標はこちら
また、この近くに建つ常夜燈の屋根には銅板が張られている。
(しかし、瀧原宮で確認したように宿衛屋の先に建つ鳥居の屋根は素木となっていた。)
【参考】 遷御の翌週に訪れた瀧原宮
坂道の参道の先、宿衛屋の手前に建つ鳥居の屋根は銅板が葺かれていた。
坂道の突き当りにある手水舎にて手水を受けて心身を清めるとお参りに・・・、正面には雨儀廊が準備されていた。(お白石持奉献の際は新宮の前のみ雨儀廊が設営されていた。)
まずは左側に建つ現在の倭姫宮にお参り。
雨儀廊はこんな感じ。左右は逆転しているが、伊雜宮と同様の雰囲気だ。
雨儀廊から新宮を望むと
パチリ、
パチリ。以前気になった木を囲う足場のようなものは取り外されていた。
【参考】 御造営が進められる倭姫宮、眩しい新宮
帰りは常夜燈の屋根を確認するために表参道を歩くこととした。
まず、雨儀廊の手前に建つ常夜燈の屋根は素木。
手水舎付近の常夜燈も屋根は素木。
宿衛屋の裏にはテントが建てられていた。遷宮諸祭儀の準備だろう。(瀧原宮でも見かけた光景だった。)
こちらは表参道の石階上の常夜燈、この屋根も素木。
そして石階を下ったところに建つ常夜燈の屋根には銅板が張られていた。
その後も
銅板・・・・
新しい鳥居をくぐると皇學館大学へ向かうため正面に見える黒門へ・・・・。
【 20141206 の記録 】
- 倭姫宮付近の紅葉
- 遷御の儀に向けて雨儀廊が準備された倭姫宮
- 皇學館大学雅楽部創部五十周年第三十八回定期演奏会「雅楽」
- 御遷座の準備が整った橘神社(伊勢市黒瀬町)
- 水管橋架設工事が再開された勢田川(橘神社、二軒茶屋付近)
- 「祝 御神遷」の幟が立つ河邊七種神社