神前海岸の潜島(伊勢市二見町松下)

2015年04月26日(日) 神前海岸の潜島(伊勢市二見町松下) (車、徒歩)

お伊勢さん125社 二見めぐりの道先案内を終えてから民話の駅 蘇民へ戻る途中、江の橋を渡っていると左方向に見える神前(こうざき)海岸では「潮が干いている」と感じた。神前海岸の先には「潜島(くぐりじま)」と称される海食洞門があり、地元松下の方々に崇敬されている。干潮(特に大潮)であれば神前海岸の先にある潜島まで歩いて行ける。同行の松山さんに確認すると「行きましょう」との同意を得たのでさらなる寄り道することになった。

江の橋(五十鈴川派流)から望む神前海岸方向

江の橋(五十鈴川派流)から望む神前海岸方向

 

【参考】 以前訪れた時の記録はこちら、

 

国道42号から堤防へ折れ、先へ進むとその突き当りには

神前海岸(伊勢市二見町松下)

神前海岸(伊勢市二見町松下)

 

この説明板が建っている。

神前海岸、潜島の説明板(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島の説明板(伊勢市二見町松下)

 

神前海岸、潜島の説明板(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島の説明板(伊勢市二見町松下)

 

神前(こうざき)海岸と潜島(くぐりじま)
Kozaki Coast Kugurijima
神前海岸は海水や磯波の激しい侵食によってできた岩石海岸で、各所に急峻な海食崖が発達しています。崖面にみられる断層や節理と呼ばれる天然の割れ目などの弱帯には、立石崎の天の岩屋を始めとする海食洞が形成されており、特に神前岬の潜島は唯一の海食洞門を成しています。
この潜島は神格化されており、旧暦6月1日頃になると村民総出で注連縄を作って洞門へ懸け替え、家内安全を祈願しています。

潜島はこの先800mですが大潮の干潮時でないと行くことができませんので潮時にご注意下さい。

 

ただし、案内板の近くには浜辺へ下る階段がないため、神前6号防潮扉まで引き返さなければならない。この案内板は誰のためのものだろう?

神前海岸、神前6号防潮扉付近(伊勢市二見町松下)

神前海岸、神前6号防潮扉付近(伊勢市二見町松下)

 

神前6号防潮扉から階段を下り浜辺へ出て、浜をさらに先へと進んだ。

神前海岸(伊勢市二見町松下)

神前海岸(伊勢市二見町松下)

 

砂浜から小粒の石の浜、

神前海岸(伊勢市二見町松下)

神前海岸(伊勢市二見町松下)

 

さらには岩場へと変化し、岩場の上には鳥居が建っている。

神前海岸、潜島の鳥居(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島の鳥居(伊勢市二見町松下)

 

鳥居をくぐるとさらに岩場が続く。

神前海岸、潜島の鳥居(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島の鳥居(伊勢市二見町松下)

 

足元に注意しながら・・・

神前海岸、潜島へ(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島へ(伊勢市二見町松下)

 

さらに進むと前方に潜島が見えた。しかし、潮の干きが甘いため今回は海食洞門をくぐることはできず、この場所で引き返した。

神前海岸、潜島(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島(伊勢市二見町松下)

 

(なお、先の説明板で紹介されていた注連縄は切れて流されていた。両端の固定部のみが残されて、)

神前海岸、潜島(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島(伊勢市二見町松下)

 

潜島を後にして鳥居まで戻る途中、潜島を振り返ると向こう側の海面が見えた。

神前海岸、潜島(伊勢市二見町松下)

神前海岸、潜島(伊勢市二見町松下)

 

岩場を越えて浜辺へ戻る頃、太陽はかなり傾いて・・・。

神前海岸(伊勢市二見町松下)

神前海岸(伊勢市二見町松下)

 

今回のご褒美は、神前海岸で見つけた貝のような形状の石、

神前海岸(伊勢市二見町松下)で見つけた貝のような形状の石

神前海岸(伊勢市二見町松下)で見つけた貝のような形状の石

 

なぜかこれが私の右掌にフィットした。

神前海岸(伊勢市二見町松下)で見つけた貝のような形状の石

神前海岸(伊勢市二見町松下)で見つけた貝のような形状の石

 

 

【 20150426 の記録 】

 

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