第13回キャンドルナイト伊勢 〜勢田川を天の川に〜

2015年08月08日（土）　第13回キャンドルナイト伊勢 〜勢田川を天の川に〜　（徒歩）

本日の第一の目的はキャンドルナイト伊勢を体感することだった。

 

このポスターにあるように目的は

勢田川の美化・浄化に願いをこめて沿岸にキャンドルを灯します

であり、勢田川の下流は一色公園から二軒茶屋、河崎を遡り三重県伊勢庁舎付近までの約5kmの両岸に10,000個のキャンドルが点灯されるとのことだった。

今まではボランティアで参加したこともあったが、一部した見たことはなかったし華やかさの影に隠れたボランティアの方々にも注目したかったので、今回は上流から下流に向かって歩くことにした。

【参考】

• 100万人のキャンドルナイト伊勢　2011年08月06日

 

定刻の17時半、三重県伊勢庁舎付近、勢田川に架かる八束橋へ到着。すでにボランティアによりキャンドルが準備され点灯が開始されていた。（そうだ、「点灯・午後5時半〜」と書かれていた。）

 

私にとってはこの場所も懐かしい。以前に勢田川を河口から遡ったことを思い出し、その時とは逆方向へと歩き始めた。勢田川の上流、中流域￥にはとにかく橋が多い。

【参考】

• 勢田川の下流から源流へ　2011年12月30日

 

姫之橋。

 

キャンドルを運んできたカゴはすでに空になっていた。

 

前方には瀧浪橋と近鉄鳥羽線の高架、この付近ではガラスコップに入れられたキャンドルはすでに点灯され、強風除け紙コップの帽子を被っていた。（キャンドルの芯を立てずに寝かしたままで火を着けると風に強いと思うのだが・・・）

 

振り返ると多数のボランティア、キャンドルに火を灯していた。

 

小田橋をくぐって（なかなか無い経験）橋詰排水ひ管、どこまでもキャンドルの列は続いていた。

 

多数のボランティアが小田橋をくぐって私を追いかけてきた・・・（そんなことはないか）

 

ここは簀子橋の下。

 

続いて御幸道路である錦水橋をくぐると

 

いきなり海の香りが漂っていた。突然の変化、面白い。ここまで潮が上ってくるのか！？

 

錦水橋付近である証拠の一枚、パチリ。

 

さらに下流方向へ進むと左岸側で点灯作業が続けられていた。

 

右岸側はこれからなのだろう。カゴには多数のキャンドルが残されていた。

 

清田橋を過ぎると

 

清浄坊橋までの間にこんなものを発見。国土交通省が設置したビデオカメラでインターネットにて公開されているものだった。

 

【参考】　次のリンクの「ＪＲ橋梁 勢田川4.8k左岸 CCTV」がこのカメラ

• 三重四水系河川状況（河川全域）| 国土交通省中部地方整備局　三重河川国道事務所

 

CCTVを後にして清浄坊橋へ向かうとここにも多数のキャンドルが残されていた。右岸はこれからなのだろう。

 

清浄坊橋を左に見ながらさらに下るとこの付近ではすでにキャンドルが列べられていた。

 

中橋に近づくと点灯・・・

 

中橋を渡るといったん勢田川を離れ、河邊七種神社にお参りしてから戻ってきた。北新橋からパチリ。まだ、明るい。

 

でも、少しずつキャンドルの炎がハッキリと見えるようになっていた。

 

ボランティアの青年、

 

さらには伊勢河崎商人館の西城さんと西山さんも・・・

 

今日はボランティア参加の予定はなかっただが、消えてしまったキャンドルに着火できるように河崎から二軒茶屋へ向かう途中で二見街道の100均に立ち寄った。先の長いライターはもちろん、知らぬ間にネジが脱落して二脚になってしまった簡易型三脚の応急処置用に結束バンドも購入した。

 

川の駅 二軒茶屋付近へ急ぐと、木造船みずきが出航するところだった。

 

満員状態のみずきは桟橋を離れると

 

Uターンして下流方向へと向かった。

 

私のお気に入りの勢田川水管橋の下をくぐるとさらに・・・

 

すでにロウソクが融けて透明化したキャンドルとともに水管橋、パチリ。

 

どんどん周囲は暗くなってきた。これからがキャンドルの醍醐味を味わえる。

 

しばらくすると遊覧を終えたみずきが戻ってきた。

 

私もみずきを追うように川の駅 二軒茶屋へ戻った。

 

コンサートが開始されるところだった。最初の予定では一色公園まで下るはずだったが、華やかな河崎へ戻りたくなってきた。（お楽しみは先に取っておこう。自分に言いきかせると河崎方向へと戻っていた。）

 

こちらは河崎、北新橋の右岸下流側。

対岸には伊勢河崎商人館の蔵が望める。なお右側に見えるのは川の駅 河崎。

 

こちらが川の駅 河崎、琴の演奏が披露されていた。

 

伊勢河崎商人館の蔵（参、弐、壱）。

 

また、こんなところにもキャンドルが列べられていた。なんか執念を感じる。

 

北新橋を渡ると参の蔵付近でパチリ。

 

こんな風景を見る機会はなかなかない。

 

 

川の駅 河崎を後にすると

 

ライブ演奏が上演されている商人館駐車場へと向かった。左岸から下流側をパチリ。

 

目の前に女性が現れ、キャンドルの撮影に夢中に！　いいね！

 

ライブ会場である「河崎キャンドル村」では

 

テーブルの上に灯されたキャンドルに圧倒された。

 

この無造作な配置のキャンドルとライブ演奏なんともいい雰囲気だった。

 

柔らかく、ゆらぎのある明かりは心地よい。しかも生の演奏、アンプラグドならもっと良かったかな！

今回もこの場所で終わってしまった。

ボランティアの皆さんお疲れさまでした。素晴らしい夜をありがとう。

 

【 20150808 の記録 】

• 自宅付近から度会橋（宮川）を経由して上社までの散策
• 御造替工事が続けられる志等美神社・大河内神社（共に豊受大神宮摂社）
• お堀が駐車場に変わる上社（伊勢市辻久留）
• ぶらりと お伊勢さん125社、度会大国玉比賣神社ほか
  →　カワウと目が合った勢田川
• 第13回キャンドルナイト伊勢 〜勢田川を天の川に〜
  →　御遷座に向けての準備が進む河邊七種神社（伊勢市河崎）