2017年10月28日(土) 宮澤正明和紙人形写真展 紙神(KAMI-GAMI)@外宮参道ギャラリー (車、徒歩)
ぜひとも訪れたいと思っていた写真展、すでに終了日が迫っていた。
宮澤正明和紙人形写真展 紙神 KAMI-GAMI 写真:宮澤正明 人形:阿部夫美子 文:河合真如 期日:9月1日(金)~10月30日(月) 場所:外宮参道ギャラリー(シャレオサエキビル2F) 時間:10時〜18時 水曜定休 入場無料
明日は嵐になるかも知れないので週末巡拝の流れで外宮参道を進んだ。外宮参道ギャラリーは外宮から伊勢市駅へと続く外宮参道の中央付近、伊勢菊一の向かいに建つシャレオサエキビルの二階にある。
ビルの入口にはこのような案内があり、
二階へと続く外階段(※ビルの中にある階段も利用できる)にはさまざまなバリエーションの写真展ポスターが貼られていた。何パターンに展開されているのだろうか?
二階のドアを開いて中へ入ると
見慣れたギャラリーには宮澤正明和紙人形写真展が展開されいてた。(写真展での写真撮影ははばかられたが、会場に掲示された禁止事項に「撮影禁止」の文字がなかったため、雰囲気がわかる程度の全景のみを掲載した。)
素晴らしい写真だけでなく、ここには実際の和紙人形も展示されていた。()内は製作年。
豊受大御神(2012)、天照大御神(2015)、邇邇芸命(2016)、弟橘姫命(2013)、天照大御神荒御魂(2015)の5体が背面に掛けられたタペストリー写真と相まり生命が吹きこまれたように感じた。
特に、弟橘姫命の和紙人形に添えられていた説明書きに
一本一本、髪の毛のように和紙を細かく切るのは、好きでなければできない細かい作業だ。
の文章を見つけ、さらに人形を魅入ってしまった。
本写真展は10月30日(月)まで
ただし、阿部夫美子さんが作られた和紙人形の作品は、本写真展以外でも目にすることができる。
- 閉館する前の伊勢市郷土資料館に展示されていた「おかげ参り」は二見の賓日館に移され
- 「遷御の儀」は皇學館大学の佐川記念神道博物館に
- 「弘法大師」は鳥羽大庄屋 かどやに
展示されている。以上は私が知る範囲なので、探せばまだまだあるかも知れない。