2015年03月29日(日) 五知から国道167号にて鳥羽へ、ほか (徒歩、車)
再チャレンジの五知道(磯部岳道) を終えて近鉄五知駅付近へ到着すると国道167号を鳥羽方向へ歩き始めた。本日第二の目的は鳥羽ショッピングプラザ ハローで開催されている岡村廣治さんの『我がふるさと徒然なるままに・・・パート9 岡村廣治写真作品展』を拝見することだった。
まずは五知駅付近から五知峠を目指してアスファルト舗装の道路を上り始めた。
その途中で、本日歩いた方向をパチリ。
坂道を進むと途中で右側にコンクリート製の柵を発見。どうも電車の線路脇に立っているような・・・?
国道167号をさらに進むと右側にこの石柱。このマークは近鉄のものか?
そして五知峠付近に到着。ここで志摩市と鳥羽市の境界となっている。
この先には
ようこそ鳥羽への案内板、鳥羽駅まで10.3km。距離数にシールが貼られているが以前より延長されたのか、短縮されたのか? こんな細かな所が気になってしまう。
なお、五知峠付近のフェンスに近づくと
そこには「鉄道用地内へのゴミ不法投棄を禁止します。 近畿日本鉄道(株)」と記されていた。
これで先ほどのコンクリート柵や石柱の存在理由がおぼろげに理解できてきた。鉄道用地、近畿日本鉄道・・・、つまりこの場所にはレールが敷かれていた。「青峰山にトンネルが掘られる前は国道脇を走っていたのだろう。」と推測した。
五知峠を越えてから下り坂を軽快に歩いていると
その推測が正しいことを示すように鉄橋を現れた。
坂を下る途中で左側に鳥居を確認したので寄り道。
社号表には石神神社とある。こちらには以前に一度立ち寄っったことがあった。
【参考】
- 磯部、鳥羽めぐり 2010年05月02日
祠の先、多数の鳥居は川へと続き、川の辺りにも賽銭箱が置かれている。その奥、川の中央にある石には注連縄が巻かれ前には小さな鳥居が立て掛けられていた。
祠の下にはこんな鬼瓦が置かれていた。
お参りを終えて国道へ戻ると第二伊勢道路の案内板が現れた。
それを過ぎると、右手にコンクリート製の橋?
さらには多数の枕木を見つけた。
その先にはついにレールを見つけた。
どうやら先程のレールは白木駅からつながる保線用の車両が置かれているレールのようだった。
列車がトンネルを抜けてきたので速撮りトレーニングでパチリ。
近鉄 白木駅付近へたどり着くと 賢島行きの普通列車が到着した。
白木駅を過ぎると続いては松尾駅付近を目指した。
加茂川の向こう側にある松尾駅方向を眺めていると観光特急しまかぜが通過して行った。
松尾駅への交差点で道標「左 青峯・・、右 礒部・・」をパチリ。
道標を背にすると鳥羽方向へ・・・
右側に加茂神社道の道標が現れた。加茂神社に寄り道したいとも思ったが今日は鳥羽着を優先した。
【参考】
- 加茂神社(鳥羽市) 2012年04月01日
雨は強くなってきたが、新調したレインウェアが快適な環境を確保してくれた。かもめバス 加茂小学校前 バスのりば通過。
加茂郵便局付近、
そして、九鬼岩倉神社前交差点。
掲示場には「恒例 春の大祭 鍬形まつり(九鬼岩倉神社)」の案内が掲示されていた。
過去に拝観した鍬形祭を回想しながらこの前を通り過ぎた。
【参考】
- 鍬形祭(九鬼岩倉神社)2013 動画あり 2013年04月07日
その後、加茂川ふれあいパークでトイレを借りると
かもめバス 杉ケ瀬 バスのりばに到着。
こちらの杉ケ瀬橋西交差点には「丸興山庫蔵寺、彦滝大明神、河内神社」の案内矢印がある。
以前、朝熊山から丸山道を下った時はこの交差点に出てきた。
【参考】
- 金剛證寺~丸山道~近鉄 船津駅 2013年01月12日
交差点名にあるように加茂川に架かる杉ケ瀬橋の西詰を過ぎると
道路の向かい側にある掲示板に先ほどの案内矢印にあった河内神社の例大祭の案内を発見。
さらに先へ進むと「丸興山庫蔵寺」の案内板。
そして、かもめバス 若杉口 バスのりば。
左方向に八幡神社(鳥羽市船津町)の社叢を望みながら進むと
近鉄志摩線と加茂川を一気に越える船津橋を渡った。
橋の先には、かもめバス 船津 バスのりば。
バスのりばの際で国道167号から離れて脇の道を下ると突き当りを右折して道なりに進んだ。
黙々と歩くとこの雰囲気の場所へ到着。この先で左方向へ直角に近く曲がっている。
その先で振り向いて加茂川越しに朝熊山(朝熊ヶ岳)方向を遠望した。
霞んだ先に単独峰が頭を出していた。あの山は? (歩いている時は分からなかったので、帰宅後に調べたところ、飯盛山だった。朝熊山から池の浦へと続くルートの途中にある。このルートも歩いて見たくなった。)
パ〜チリ。
そして、加茂川を離れるとついに第二の目的地である鳥羽ショッピングプラザ ハローへ到着。
レインウェアについた水滴を落としてから中へ入ると二階設営されている「我がふるさと徒然なるままに・・・パート9 岡村廣治写真作品展」を拝見し、富士山と日の出を中心に毎日精力的に撮影されている岡村さんに初めてお会いした。早朝から夕刻まで富士山の姿を追いかけて鳥羽市、志摩市、伊勢市の海岸線を車で走り回った行動力や瞬間を待つ忍耐力、見習いたいものだ。
これで本日の目的は達成できたので、あとは朝熊岳道の登り口にある「であいの広場駐車場」へ戻るのみ。
せっかくなので鳥羽唯一のお伊勢さん125社 赤崎神社(豊受大神宮 末社)にお参りすることにした。
ハローを後にすると加茂川の右岸を上流方向へと戻った。対岸には赤崎神社の社叢が望める。
上流側の安楽島橋を渡ると
赤崎神社へ向かった。
国道167号に面するこちらが赤崎神社の参道。
手水石で手水を受けてから石階を登ると
お参り。
赤崎神社を後にすると近鉄志摩線 中之郷駅から電車に乗ることにした。踏切を渡ってから振り返って赤崎神社方向をパチリ。
中之郷駅へ向かう途中で鳥羽の春まつりのポスターをチラリ。
昨年の「獅子と天狗の舞」を思い出した。
【参考】
- 大山祗(ネ氏)神社 奉納「獅子と天狗の舞」(鳥羽市) 動画あり 2014年04月06日
昨年は藤之郷の担当で、今年は中之郷の担当と聞いている。中之郷の獅子宿をパチリ。
近鉄沿線へ折れると中之郷駅へと向かった。
乗車票発行機にて
乗車票を一枚。
新鉄志摩線 中之郷駅を後にすると
近鉄鳥羽線 朝熊駅で下車した。
その直後、列車が近づいてきたので動画の撮影練習。またもや赤い伊勢志摩ライナーだった。五知駅付近でも遠望した。
【動画】 11秒( 0.9 MB )
朝熊駅を出ると歩き慣れた朝熊岳道の登り口への道を進んだ。
河原地蔵。
懐かしい道標。
千躰地蔵堂。
もうすぐで、であいの広場駐車場。
左へ進むと
駐車場には一台だけが取り残されていた。それは当然だ、すでに午後4時前、さらに雨が降っていた。
長い一日を振り返りながら帰途に着いた。
【 20150329 の記録 】
- 再チャレンジの五知道(磯部岳道)
- 五知から国道167号にて鳥羽へ、ほか