2014年11月03日(月) しあわせの宮(多気町土羽) (徒歩、車)
昨年、熊野古道伊勢路を踏破するために何度も週末にJR参宮線を利用した。その際、外城田駅を過ぎた辺だろうか車窓に「しあわせの宮」と書かれた案内板を何度も目にした。「どんなとこだろう? 一度訪れてみたい。」そうは思っていても「しあわせの宮」を訪れることが目的にはならずあれから一年以上が経過しても訪れる機会はなかった。
今回、外城田神社(多気町笠木)を訪れた帰り途、ナビに案内を任せて走っていると参宮線の車窓から望んだあの案内板を見かけた。これは呼ばれているのか? 早速ハンドルを左へ切り細い路地へ入るとJR参宮線の踏切を渡った。
すると踏切を渡ったすぐ右側、線路沿いに轍が続いていた。直接右折できなかったため、先の広場でUターンしてからその轍をたどった。
次の写真の奥(多気駅方向)からこちらへ走ってきた。車から降り、振り向いてパチリ。
さらに反対側(伊勢市駅方向)もパチリ。
線路に向かうと背面には次の案内板が立っていた。「神代ヶ原の自然公園 しあわせの宮」
自然公園なのかと思い、階段へ近づくと
そこには鳥居があり、「天の岩戸ひらき神社」と記されていた。
鳥居をくぐり、階段を進むと
「しあわせの宮」と書かれた鳥居。
その先には次の案内図があった。
なんと「○○の宝石箱や」っぽい雰囲気。
神社への近道を進むと
このような社殿、さらにその前には見事(?)なシンボルが屹立していた。その土台はハート型だ。
本殿、拝所を覆う屋根の柱には新しい榊が付けられていた。
右上を見るとしあわせの宮 秋の大祭祭典次第、
さらにはしあわせの宮 秋の大祭ご案内が掲示されていた。
この資料によると昨日(11月2日)に秋の大祭が斎行されたことになる。一日遅かった。残念。
そんなことを考えていたら踏切の警報機が鳴り始めた。私は来た道(参道?)を急いで駆け下った。
そして、鳥居越しにJR参宮線をパチリ。
見送った。
私は撮り鉄でも○○鉄でも何でもないが身体が勝手に動いてしまった。
それにしても「しあわせの宮」は一風変わった雰囲気だった。神社であり神社ではないような、公園であり、公園ではないような・・・・
不思議な気持ちのまま、こちらを後にした。
【 20141103 の記録 】
- 式年遷宮を終えた丹生神社(多気町丹生)
- 大師堂を修復中の丹生大師 神宮寺(多気町丹生)
- 外城田神社(多気町笠木)
- しあわせの宮(多気町土羽)