2017年07月08日(土) 初めての菅島(鳥羽市)へ (JR、船)
今年こそはし菅島のしろんご祭を体感しよう。週間天気予報は天候が崩れると予想していたが、前日になると晴の予報に変わった。もう迷うことはない。
しろんご祭が初めてなら菅島を訪れるのはも初めてだった。伊勢から鳥羽へ向かうと佐田浜(鳥羽)から鳥羽市営定期船で菅島へ向かう。しろんご祭の開始時刻が、8時半か9時半か(結局は9時半開始だったが)わからなかったが、とにかくその時刻に間に合う船は7時55分 佐田浜発しかなかった。
ワクワクしながら伊勢市駅からJR参宮線に乗車した。(午前7時発)
余談だけど、伊勢と鳥羽を列車で移動する場合、JRを多用している。その理由は乗車料金と車窓の風景だ。
乗車料金については 近鉄 宇治山田駅〜鳥羽駅 ¥300円、伊勢市駅〜鳥羽駅 ¥330円、それに対して JRは 伊勢市駅〜鳥羽駅 ¥240円である。往復するとこの違いは大きい。
さらにJR参宮線は線路の左右がよく見えるし、海岸線を走っているので車窓の風景が素晴らしい。
伊勢市駅を出発すると車窓の風景を楽しみながら・・・
勢田川は油断しているうちに過ぎてしまったので、まずは五十鈴川を渡る。
その途中、上流側に割石(われいし)がチラリと見えた。まだ訪れたことがないので行ってみたいのだが、なかなか訪れる機会が・・・。機会は作るものなのだ。(ハイ)
五十鈴川を渡ると左手には神宮御薗が現れる。多数のビニールハウスが建ち並んでいた。
光の街へと続く道路の高架橋をくぐると二見浦駅に到着する。
二見浦駅を出るとすぐにトンネルに入る。トンネルと抜けると
程なく左手には江神社(皇大神宮摂社)の社叢が望める。ただし、最近御造替された新しい社殿等を目にすることはできない。さらには右手方向に栄野神社が現れる。
英野神社を過ぎると五十鈴川派川の鉄橋に差しかかる。鉄橋を越えると松下駅。
その後、臨時駅である池の浦シーサイド駅を通過すると
海上を走るように思える(右側にフェンスがなければそのことがよくわかる。地図で見るとこの線路は海上に浮かぶように一筋に走っている。)場所を通過。
この後も左側にちらちらと海を見せながら鳥羽駅に到着する。
鳥羽駅から跨線橋で国道42号を渡ると
鳥羽マリンターミナル(佐田浜)への案内板に従った。
途中で右へ曲がればターミナルへ直行だったが、前方に見えたこの施設が気になったので直進。なんとも魅惑的な・・・。
海上保安庁のPC36 とばぎり、PC37 しまなみを眺めながら鳥羽マリンターミナルへ向かうと
本日のみ有効な「しろんご祭専用の往復チケット(鳥羽⇔菅島)」が発売されていた。もちろん、チケットを購入した。(しかし、往復割引はない)
しばらくすると菅島行きの定期船が到着した。
しかし今日は菅島行きの特別な日、7時55分発を前にして臨時便がでるとのことだった。ここでも迷わずに臨時便に乗船した。
臨時便は定期船と比べればかなり小さな船だったが、これがまた楽しい。
その船にはこんな銘板がついていた。
左前方には神島を見ながらこんな感じでの船旅が続いた。
しかし佐田浜を出てから15分ほどで菅島漁港に入港すると
鳥羽市営定期船 菅島乗り場に到着した。
臨時便は一方通行で、乗客を乗せることもなく乗り場を離れていった。
そして、私は島の人となった。
初菅島入り、バンザイ! (ひとり心の中で叫んだ。)