2015年11月15日(日) 一年ぶりに訪れた多岐原神社(皇大神宮摂社)と三瀬の渡し跡(宮川) (車、徒歩)
『都に続く縁の道を歩く』〜さあ!まいこましてここかぁ〜パート3 に参加するため大台町へ向かった。集合は大台町役場に午前8時から8時30分の間だったので、自宅を早めに出発すると最近ご無沙汰であった多岐原神社(皇大神宮摂社)へと向かった。
記録を紐解いてみると多岐原神社へのお参りは、瀧原宮のお白石持ち行事以来の訪問だった。お白石持ち行事が昨年(2014年)の10月26日だったので、すでに一年以上が経過していた事になる。
【参考】
度会郡大紀町三瀬川へ到着するとこの道標付近に車を駐め、「多岐原神社へ」の坂道を下った。
一昨日からの雨が残り、周囲は幻想的な雰囲気に包まれていた。(天気予報では晴れ時々雨だったのに)
さらに坂道を下り多岐原神社への参道へ入ると違和感を感じた。(最近、違和感を感じることが多い!)
それは、この案内矢印ではなく、足元。以前訪れた時は砕石が敷かれていた坂道が舗装されていたのだった。(これだけ整備されているとは、近々御造替または大修理が執り行われるのか? 注目すべきだ。)
【参考】 道の駅 奥伊勢おおだい から瀧原宮お白石持行事の出発場所(三瀬川スクールバス待避所)へ 2014年10月26日
坂道を下るとどこまでも舗装されていた。
多岐原神社の石垣に沿って正面へ
さすがに、神社の正面は地道の状態が残されていた。
しっとりと雨に濡れた「禁殺生」石を確認してから
石段を進み
多岐原神社にお参りした。
湿気の影響もあるのだろうが、社殿はかなり傷んでいる。真奈胡神に一年以上のご無沙汰を詫びながら、しとしとと降る雨のなかで佇んでいた。何とも情緒溢れる空間を独占してしまった。
余りゆっくりもしていられないことに気づき我に帰ったが、ここまで来たら三瀬の渡し跡へ寄らずにはいられない。多岐原神社を後にすると来た方向とは別方向、宮川の川原へと進んだ。
その途中では、水が勢い良く落ちる音が聞こえ、竹林の間からその様子を望むことができた。
急いで三瀬の渡し跡である川原へ出ると
右手方向には轟音を立てながら流れ落ちる滝、
一昨日からの雨が一気に流れ落ちていた。
滝を背にして川原を上流方向へ進むとこの付近が三瀬の渡し跡。
【参考】
- 「三瀬の渡し」の説明板を再訪(多気郡大台町下三瀬) 2015年05月23日
- 地元の方々の尽力で復活した三瀬の渡し 動画あり 2013年11月24日
なんか異様なものを発見。
これは・・・?。もしかして上流側に架かっている船木橋の橋脚の一部ではないか!?
以前に見かけた船木橋の橋脚
【参考】 清流宮川の源流部から海まで歩こう!第三区間 宮川ウォーク・右岸 2014年06月14日
ほぼ一年ぶりのお参りを終え、感慨に浸りながら三瀬川を後にした。