2016年12月17日(土) 「逢初ノ森」の妙法華塔と玉の木(南牟婁郡紀宝町神内) (車、徒歩)
神内神社を後にして国道42号へ戻る途中、行きに気になっていた木の近くに車を駐めた。
その木に近づくと
こんな立札を見つけた。「玉の木」、その文字の下にはとても小さな文字で「♪流れついたよ あの玉の木は 切るに切られぬ ご神木」、これは神内音頭の一節のようだ。
この御神木を後にして神内川の下流側へ進むと
田んぼに向こう側、道路脇にも特徴的な木を見つけた。畦道を歩いてから道路側よりパチリ。
立札には「逢初の森の妙法華塔」とある。
先ほど神内神社でいただいた「いこら、まいろら、つれもていこら 神内(こうのうち)」三重県紀宝町 名所・古跡マップによると次のように記されている。
⑤逢初ノ森の妙法華塔
昔この地は森林で逢初めの森と呼ばれ、妙法華塔が建立(1740年)された。ここで7月最初お丑の日に神仏合同の「虫送り」行事が行われている。村役員総出の下で、宮司が祝詞をあげ、住職が白石に「虫」と書き、妙法華塔下の地中に深く埋める行事である。農薬等のない時代、水田の虫害を防ぎ農作を祈願する法要である。(神仏習合)
こちらが妙法華塔。その台座には数個の白い石が置かれていた。
背後に立つ説明板はこちら。
「逢初ノ森」の妙法華塔と玉の木をまとめてパ〜チリ。