2016年09月19日(月) 実は造替された常夜燈の両方がここに!、今社(伊勢市宮町) (徒歩)
ここは今社(伊勢市宮町)。
前回の記事で紹介したように、先日修繕を担当している工務店のヒロガキさんから次のお題
クイズ
もう1つの灯籠は境内の人目につくところにあります
をいただいたのだが、答えがわからずに降参状態の記事をアップした。
すると助言というよりも回答となる返信をいただいた。
厳密には
「今社さんの前にあった灯籠はどこにいったでしょうか?」
です。同じ質問のようですが、実は拝殿の中にある燈籠は“今社さんの前にあったものではない、元々 一基しかなかったもの”という秘密? が隠されてました。
(中略)
では、どこに行ったか。ブログの場所ではありません。あと一ヶ所に一対、公園のほうにも……
もうこれには答えるしかない。とにかく、現地を訪れてその場所を確認することだった。伊勢高柳商店街のアーケードから清川稲荷大明神側の鳥居をくぐると
「あっ、今日もギンナンがたくさん落ちている」いや、そんなことはどうでもイイ。
造替された常夜燈を左に見ながら社務所の前をさらに奥へと進んだ。
ここは今之社公園から続く参道で、直角に折れるこの場所がポイントだった。まさにこの場所には一対、二基の常夜燈が建っていた。
公園側からも確認してパチリ。
確かにヒロガキさんの言葉通り「あと一ヶ所に一対、公園のほうにも……」であり、一対の常夜燈が建っている。しかし、本当にこれらが拝殿前の常夜燈なのか? 確信が持てなかった。火袋部分など全体に洗われたような形跡があったのだが・・・
結局、半信半疑な状態で今社を後にした。
帰宅後に過去の写真を探してみると 2015年12月19日時点の写真を発見しこの場所である確信を得たのだった。
確信の理由は上の写真の一部を切り出し、調整した次の写真による。現況と同じ場所に石柱が一対あるものの常夜燈の上部は右側だけにしかない。これが拝殿下に置かれているものだ。
つまり、「元々 一基しかなかったもの”という秘密? が隠されてました。」に符号した。
何とも楽しいお題だった。 「ヒロガキさん、楽しませていただきました。」
【今社、御神遷までの経過】
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