2015年11月07日(土) 御造替が完了した神服織機殿神社、同末社八所(皇大神宮所管社) (車、徒歩)
11月3日に訪れたばかりだが御造替の状況は日々刻々と変化するため、本日も神服織機殿神社(皇大神宮所管社)を訪れた。
かなり雰囲気が変わっていた。神服織機殿神社の前に設置されていたテント(白いシートで囲われていた)は撤去され、斎庭はスッキリとしていた。
全体をパ〜チリ。
神服織機殿神社の前から撤去された工事用のテントに替わり、八尋殿の前には祭典のためと思われるテントが準備されていた。(斎庭の端には足場材等が残されていたので、まだ仮殿からの御遷座は執り行われていないと勝手に想像した。)
新しい鳥居から御造替された神服織機殿神社を望む!
八尋殿にてお参りを終えると新しくなった社殿の前へと移動した。この場に立っているだけでヒノキの香りが鼻腔にまとわりつき、それだけで元気をいただける。
社殿を確認すると、先日は古材で代用されていた瑞垣のこの部分も新しい用材で仕上げられていた。
2015年11月03日 時点
また、神服織機殿神社の両側にまつられている同末社八所のうちの二所も完成していた。
以上で、神服織機殿神社および神服織機殿神社末社八所はすべて御造替を完了した。あらためて神服織機殿神社から
神服織機殿神社末社八所を巡ってみると
各社にはすでに賽銭がお供えされていた。
いつものように独りで佇んでから参道を戻ると、参道入口には数名が集まっていた。
地元のおじいちゃん、おばあちゃんが井戸端会議の途中だった。私も仲間に加えていただいた。
雑談のなかで、こちらの男性から素晴らしい話を聞くことができた。
40年前に執り行われた神服織機殿神社の御造替の際、御遷座等を手伝った。さらに若い頃には神御衣を辛櫃で護送した、しかも二度も運んだことがある。下機(神服織機殿神社)にて奉織された神御衣(絹)を辛櫃に納めると上機(神麻続機殿神社)へ移動し、神御衣(麻)を辛櫃に納めると夕刻を待ち、時が来ると・・・。その頃は上機から度会橋までをトラックで移動し、度会橋から外宮、内宮へは辛櫃を担いで歩いた。
とのことだった。
【参考 神服織機殿神社ほかの御造替】
- 御造営(大修繕?)の準備が開始された神服織機殿神社(皇大神宮所管社) 2015年10月04日
- 昨日に仮遷座を終えた神服織機殿神社、同末社八所の解体(皇大神宮所管社) 2015年10月24日
- 御造替が進められる神服織機殿神社(皇大神宮所管社)ほか 2015年10月25日
- 御造替が進められる神服織機殿神社、同末社八所(皇大神宮所管社)その2 2015年10月31日
- 御造替が進められる神服織機殿神社、同末社八所(皇大神宮所管社)その3 2015年11月03日
【 20151107 の記録 】
- 来週は「神服織機殿神社末社八所」、伊勢神宮 心のふるさと-未来への提言-(三重テレビ)
- 御造替が完了した神服織機殿神社、同末社八所(皇大神宮所管社)
- 御造替が開始された神麻続機殿神社(皇大神宮所管社)
- 今夜に遷座祭が斎行される有田神社(伊勢市小俣町湯田)
- 今夜に遷座祭が斎行される河邊七種神社(伊勢市河崎)
- 河邊七種神社の御神遷(伊勢市河崎)