2017年01月14日(土) 御造替が開始された小俣神社(豊受大神宮 摂社) (車、徒歩)
本日の目的地はお伊勢さん125社のひとつであり、お豊受大神宮 摂社である小俣神社。宮川の左岸堤防から歩くと冷たい風に凍えるほどの寒さだった。小俣神社は地元の八柱神社と隣接して鎮座しているため、こちらの白い鳥居の先に参道への入口がある。神宮なら鳥居があっても素木だから間違えないだろう。
鳥居を過ぎると生け垣の一部が繰り抜かれらような入口がある。
こちらだ。まるで別世界へでも誘われるような・・・。入口の右下には小さな石柱(小俣神社と刻された社号標)が建っている。ここは社号標があるからまだいいが、お伊勢さん125社には現場を訪れても社号を確認することができないところも多い。
社叢の中へ入ると掃き清められた美しい参道。その脇には
ミニバックホーが確認できた。何號だろう?(神宮の重機や車輌には壱號、貳號・・と記されているものがある。)
【参考】
- 旧殿舎が解体された佐美長神社 2014年12月13日
さらには作業現場には必ず設置されている消火器。
そして、参道の正面には・・・・・。まずはお参り。
現在の社殿の右側にある新御敷地には覆屋が設置されていた。
覆屋を眺めると少し違和感を覚えた。「???、そうか! 今まで目にした覆屋は平入りとして設置されていたような・・・、ここは妻入りだ。」
改めて覆屋を眺めると右側に高木が立っていた。
覆屋を平入りにすると屋根が木と干渉するのだろうか?
覆屋の中には柱を立てるための穴がすでに準備されていた。御用材の加工を山田工作所で済ませれば、ここで組み上げるのみなので御造営は近日中に終了するだろう。すると遷座祭は何時頃に?
この社殿、猿頭門も見納めとなるだろう。しかと目に焼き付けた。
小俣神社を後にすると
隣の八柱神社にもお参り。八柱神社の境内から覆屋が望めた。