2016年11月19日(土) 牛頭夫婦楠の脇に建てられた「村上權兵衛所有」の石柱と造替された「北野天満宮別宮 上天神」の社号立札、上社(伊勢市辻久留) (車、徒歩)
すでに御遷座を終えたが、早朝参拝では訪れてしまう上社(伊勢市辻久留)。訪れるたびに発見があるので驚きだ。
紅葉に惹かれながらも鳥居をくぐると参道を進んだ。
上社にお参りを済ませてから気になっていた牛頭夫婦楠、
実はこの楠が気になっていたのではなく、この木の脇に建てられている
こちらの石柱だった。
その表面には「村上權兵衛」と刻され、側面には「昭和九年十一月」とある。
いや、正確には「村上權兵衛所有」と刻されている。なぜか「所有」の文字が地中に埋められている。では、なぜ「所有」と刻されてることを知っているのか、掘り起こしたわけではなく、それは以前に堀こ起こされた状態を見たことがあるからだった。「所有」が地中に埋められている理由は根元が折れていて短いためだろう。
2016年07月23日 時点
【参考】 上社稲荷大明神の修繕が進められる上社(伊勢市辻久留) 2016年07月23日
反対側の側面を確認するとそこには「社殿新築」とある。 村上權兵衛なる人物は誰なんだろう?
この石柱を離れると新たに目にとまるモノがあった。それは境内社である北野天満宮別宮 上天神、の
社号を記した立札が新しくなっていた。
上社の御遷座の翌日に訪れた時には古い状態だったので新しくされないのだろうと確認を怠っていたので、どのタイミングで建て替えられたのだろう。不明だがとにかく新しくなっていた。
2016年10月23日 時点
【参考】昨夜に御遷座を終えた上社(伊勢市辻久留)2016年10月23日
毎週、何かを発見できる興味深い場所である上社だが、そろそろネタ切れだろうか。