元興玉社(太江寺)の御造営(伊勢市二見町江)

2017年04月15日(土) 元興玉社(太江寺)の御造営(伊勢市二見町江) (車、徒歩)

音無山の東屋を後にすると太江寺へと続く山道(参道)を下った。最初に出会うのはこちらの伏見稲荷社。

伏見稲荷社(太江寺)

伏見稲荷社(太江寺)

 

続いてはこちらの二宇。右手は山の神の祠だそうだ。

元興玉社が仮殿遷座されている山の神の祠(右)

元興玉社が仮殿遷座されている山の神の祠(右)

 

なぜ、そのことがわかったのか?

それは、太江寺にまつられている元興玉社が御造替されているとの報を受け見学に訪れ、大工(木工屋)さんに教えていただいた。元興玉社の仮殿はこちらの祠で山之神だと。

仮殿となっている山の神の祠と御造替された元興玉社(太江寺)

仮殿となっている山の神の祠と御造替された元興玉社(太江寺)

 

そして、目にしたいと思っていた元興玉社は御造替を終えていた。そのため、シートが掛けられて中をうかがい知ることはできなかった。(残念)

御造替を終えた元興玉社(太江寺)

御造替を終えた元興玉社(太江寺)

 

この近くに貼りだされていた掲示によると5月3日に造営祭典が斎行されるとのことだった。

元興玉社寄付と造営祭典の掲示(太江寺)

元興玉社寄付と造営祭典の掲示(太江寺)

 

 

【参考】

 

私はこの場を後にする頃には、元興玉社の祠と鳥居の間に砂利を敷き詰める作業が進められていた。

御敷地の整備、御造替を終えた元興玉社(太江寺)

御敷地の整備、御造替を終えた元興玉社(太江寺)

 

太江寺を後にすると江神社へ向った。

太江寺(伊勢市二見町江)

太江寺(伊勢市二見町江)

 

元興玉社とは、以前にこちらで見かけた立札には次のように記されていたのだが、「元興玉社って何だろう? 」。疑問は残る。もっと調べてみないといけない。

興玉社
当社は二見興玉神社の元社に当たります。太江寺史によれば、奈良時代に二見夫婦岩に来参した行基菩薩が、興玉神石より上りになる観音菩薩と竜神を感得し太江寺を建立しますが、その折、地主神社にあった興玉神を太江寺の鎮守神として祀ったのが始まりとされています。興玉神は伊勢神宮よりも古く今日まで祀られている神でも最も古い神の一つとされております。二見興玉神社と共に元社である興玉神にもお参り下さい。現在興玉社には『御神鏡』『御神石』また二見蛙の御神体『蛙石』が祀られています。
太江寺

【参考】 太江寺 2011年03月27日

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