2015年01月11日(日) お伊勢さん125社の神々の新年大宴会『一月十一日御饌』(内宮) (車、徒歩)
内宮では次の通りお伊勢さん125社の神々の新年大宴会である「一月十一日御饌」が斎行された。
一月十一日御饌(みけ)のお知らせ
・1月11日(日) 10:00内宮正宮御垣内の四丈殿(よじょうでん)において、天照大御神・豊受大御神をはじめ、神宮の諸宮社すべての神々にお供えを奉り、1年に1度神々が大御神とともにお食事をともにされるお祭です。
【引用】 一月十一日御饌(みけ)のお知らせ (伊勢神宮 最新情報一覧 > 記事詳細) より
一月十一日御饌は、今まで拝観したことがなくぜひとも拝観したい祭典だった。
宇治橋前に到着。
宇治橋西詰の鳥居脇に立つ案内板には
「一月十一日御饌」の案内。
瀧祭神にお参りしてから参道を進むと忌火屋殿の前庭には辛櫃が置かれていた。御饌が納められた辛櫃の一部だろう。(125社の神々のための御饌にしては少ない?)
さらに参道を進むと、まずは御正宮(皇大神宮)にお参りした。
お参りをした際に祭場となる四丈殿を確認しようとしたところ四丈殿に面する外玉垣には鯨幕が張られ、外玉垣の内側に隣接して仮設された屋根(雨儀に対応するためだろうか?)の一部だけが見える状態で、四丈殿を拝観することは不可能だった。
「一月十一日御饌を拝観することはできないのでは?」と判断し、今回は参進を拝観することに切り替えた。
御正宮の石段下で待機していると神宮衛士から指示があり、石段下より少し離れた場所へ移動した。参拝が規制されると参拝者は参道脇での待機となった。
しばらくすると報鼓を鳴らした白丁が太鼓とバチを携えて現れた。
その後、約5分が経過すると忌火屋殿の前庭での修祓を終えた奉仕員の参進が近づいてきた。
神宮衛士を先頭に
大宮司、少宮司、
御饌を納めた辛櫃、
その後ろには数え切れないほどの多数の神職が続いた。
次回は祭典を拝観したいと思った。
奉仕員が石階を進み、
最後尾が石階を・・。
参進の列が石階を上り詰め、外玉垣の南御門へ入ってからもしばらくは参拝が規制されていた。
参拝の規制が解除されると待機していた参拝者は石階を急いだ。が、先頭は
板垣南御門の手前で停止。
この状態では拝観もままならないので、私は石階を上らずに予定していた鼓ヶ岳登山の予定を早めるため参道を戻った。
参道の途中で違和感を覚えたのは、参進は終わったのだが参拝者は参道の脇を歩いていた。
途中で五丈殿に立ち寄ると
午後から執り行われる歌舞「東遊」のためだろうか、茣蓙が準備されていた。
五丈殿を後にして神楽殿前に出ると、この付近も御正宮へ向かう参拝者は参道の右端に列を作って歩いてた。よく見ると神宮衛士が参道中央へ広がらないよう規制していた。
振り返ってもパチリ。
退下(奉仕員が斎館へ戻る)のことを考慮して規制を継続していたのではないだろうか?
【 20150111 の記録 】
- お伊勢さん125社の神々の新年大宴会『一月十一日御饌』(内宮)
- 神馬(皇大神宮御料御馬)、空勇号との御対面
- 初めて登った鼓ヶ岳とその中腹に鎮座する五本松神社
- 歌舞「東遊(あずまあそび)」の奏行(内宮 五丈殿)