2014年11月15日(土) 饗土橋姫神社ほか、宇治橋前のお伊勢さん125社 (徒歩)
最近、次のサイトを拝見し無性に饗土橋姫神社にお参りしたくなった。
【参考】
神宮会館から内宮方向へ進み横断歩道を渡ると宇治橋へと向かう。しかし、
横断歩道を渡らずにまっすぐ進むと右手にタクシーの待機場があり、その奥へ進むと
石階の先に鳥居が見える。
ゆったりと石段を進むと目の前に鎮座するのは饗土橋姫神社。
こちらもお伊勢さん125社のひとつであり、宇治橋を守護する宇治橋鎮守神を祭る。第62回神宮式年遷宮では宇治橋の架け替えに合わせ125社のなかで最初に造替された。
宇治橋を守護する神を祭ることはこの立地でも明らかだ。社殿の前からは鳥居の先に
宇治橋が望める。いつも宇治橋を見守っているのだ。
架け替えられた宇治橋の渡始式(平成21年11月3日)が約五年前、
その頃に造替された社殿はかなり年季が入っている。たまたま御扉の前に置かれていたカップ酒は「愛知の地酒『國盛』」だった。愛知県の方がお供えされたのだろう。どんな方なのか・・・?
そんな事を想像しながら・・・。饗土橋姫神社の近くにはお伊勢さん125社が多数祭られている。饗土橋姫神社に向かって右側(先ほどカップ酒を見つめていたので社殿を背にして左側)の石階を進むと
その先には津長神社が鎮座する。なお、こちらには新川神社および石井神社が同座されている。
お参り。
社殿もさることながら御門はかなり朽ちている。
饗土橋姫神社に戻ってパチリ。宇治橋渡始式の折には社殿の前で祭典が執り行われるため鳥居との間隔がかなり長い。
饗土橋姫神社に向かって左方向へ進むと
その先には石垣があり、
その上に大水神社が鎮座している。また、こちらには川相神社および熊淵神社が同座されている。
石垣の先から石階を登ると
お参り。
大水神社の左手には旧林崎文庫がある。見上げる土壁の向こう側。
まだ早いが、こちらの紅葉も美しい。
【参考】
また、この瓦の裏側には神道のこころを表す「浄明正直」の「正」と「直」の文字が表現されている。なお、その様子は春と秋に実施される旧林崎文庫の一般公開で確認できる。
また、大水神社を後にして石垣に沿って戻るとこちらは旧林崎文庫の脇にある門へと通じる石階。ここから先は立ち入れないようなのでこの辺りからパチリ。
パチリ。
脇門への石階をそのまま下る駐車場へと出る。
駐車場を右方向に進むと旧林崎文庫への石段がある。なぜか入口の柵が外されていた。が石段の先の門は閉ざされていた。
【 20141115 の記録 】
- 本殿の御遷座を終えた猿田彦神社、七五三
- 神宮会館で購入した本とDVD
- 饗土橋姫神社ほか、宇治橋前のお伊勢さん125社
- まだまだ式年遷宮が続く内宮の散策ほか
- 第60回 国華会 菊花奉納展示を終えた屋形に見る職人の技!(内宮)
- 遷座祭を向けて準備が進められる上田神社(伊勢市中村町)
- 遷御後久しぶりに訪れた月讀宮
- 御造営が進められる倭姫宮、眩しい新宮