2015年06月21日(日) 雨の日なお美しい月讀宮、葭原神社(皇大神宮別宮および末社) (車、徒歩)
時には激しく降り、この時はしとしとの雨。宇治山田神社(皇大神宮摂社)にお参りしてから月讀宮の駐車場へ戻ってきた。国道23号の月読宮前交差点から鼓ケ岳方向を遠望すると山頂付近はガスっていた。
早速、月讀宮の参道を進むと手水舎にて心身を清めた。今日は雨なので既に清められている状態だったが、念のために・・・
手水舎から真っ直ぐに続く参道脇、宿衛屋の入口付近はこんな風に石で囲われた場所がある。
こちらは祭典の際に奉仕者が受ける手水を受ける土堝が置かれる場所。
【参考】 御戸祭(月讀宮、月讀荒御魂宮) 2014年10月04日
月讀宮、月讀荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈彌宮の順でお参りを終えると、私がお気に入りの雨樋に見入った。こちらは月讀宮のもので千木の下方、前面に取り付けられているまさに樋状のもの。
雨樋は文字通り、雨水を萱葺きの屋根から外側へ流すための建築上の機能的なパーツで、神様をおまつりする社殿としての役割を持つパーツではない。このような機能パーツが社殿建築に融合されているのを見るとワクワクする。なお、以前から疑問に思っていたこのパーツが単なる雨樋だと知ったのはせんぐう館でだった。
【参考】
- せんぐう館で疑問解決、あれは千木の雨水受(雨樋)だった 2014年08月14日
「雨の日なお美しい」とタイトルに付けたのでこちらもチラリ。
さらに、こちらは避雷針と伊佐奈彌宮。
月讀宮でのお参りを終えて駐車場への参道を進むとこの常夜燈の先には
葭原神社(皇大神宮末社)への数段の石階がある。
その階段を進むといい雰囲気!
さらにその近くにはクスノキの巨木が屹立している。
【 20150621 の記録 】
- 社殿の裏手にある石積の石壇、宇治山田神社(皇大神宮摂社)
→ お伊勢さん125社の摂社・末社等に置かれているバケツの正体 - 改修工事中の秋葉神社(伊勢市中村町)
- 雨の日なお美しい月讀宮、葭原神社(皇大神宮別宮および末社)
- 鏡宮神社(皇大神宮末社)に残された松明の跡、月次祭の名残?