2014年06月28日(土) 外宮正宮の解体と土宮の御造営準備のその後、ほか (徒歩)
例大祭が近づいている坂社(伊勢市八日市場町)にて坂社を後にすると、外宮へ向かった。
外宮では旧宮の解体と別宮の御造営が進められているのでその変化が楽しみだった。
【参考】
- 古殿地から姿を消した御正殿と・・・(外宮) 2014年06月21日
- (続)外宮正宮の解体と土宮の御造営準備 2014年06月01日
時はすでに夕方の五時を回っていた。北御門口の手水舎で心身を清め火除橋を渡ろうとしたその時、こちらの案内図が気になった。
対面してよく見ると正宮の位置関係が旧位置となっていた。(方向的には何ら問題は無いが・・・)
火除橋を渡り、すぐ近く御厩の手前を右へ折れる参道を進もうとしたところ、しめ縄が張られていた。この参道は夕方の何時から立ち入れなくなるのだろうか?
気を取り直して北御門参道を進むと北御門鳥居にて一揖の後に鳥居をくぐった。
鳥居を過ぎると右斜め方向から誰かに呼びかけられたような?
忌火屋殿の前庭脇に設置されている垣の間から古殿地の様子が少しだけ見えていた。
また、以前から足場が設置されている御饌殿はどうなっているだろう。少し進むと右手をパチリ。
御饌殿に関しては以前と変化が無いように思えた。
そして、御饌殿の左手方向・・・。以前はこの付近に御正殿の鰹木の金物がキラリと輝いて見えていた。古殿地から御正殿が姿を消したことを実感できる場所だ。
寄り道はこれくらいにし、御正宮(豊受大神宮)にお参りすると
外玉垣南御門の前には高張提灯が準備されていた。
日が落ちて暗に包まれそうになるとこれらの提灯にも火が灯されるのだろう。
お参りを終えて、旧宮の前まで戻ってくると、御池越しに別宮 土宮の新御敷地が見える。
簀屋根の中では屋根の端が混じってしまったのかも・・・?
少し左方向へ視線を振ると
社殿の前面にはスロープが準備されていた。
振り返って旧宮をパチリ。しばらくするとこの姿も見られなくなるだろう?
別宮参道を進むと右手に祭られているのが土宮、
先ほどまでは背面、いやサイドからの挑戦だった。
土宮での参拝を終えると別宮付近から別宮遥拝所へのルートを戻った。
すると可哀想なほどのに皮がめくれた幹に助けを求められた。「誰も触らないで!」
傷みが激しい大樹を後にすると別宮遥拝所の前付近から旧宮を望んだ。