2015年09月12日(土) 「むかしのくらし博物館」周辺の散策、滝に神社に・・・(大紀町金輪) (車、徒歩)
むかしのくらし博物館(大紀町金輪)を訪れたので、その周辺を散策することにした。
以前、宮川流域案内人養成講座のフィールドワークにて訪れた大紀町郷土資料館にて入手した資料を調べておいた。
【参考】
- 宮川流域案内人(インタープリター)養成講座 2014年06月01日
参考になった次の3点を手にし、「むかしのくらし博物館」を訪れた後には館長である柳田さんから教えていただいた情報を参考に博物館周辺を散策した。
まずは、「むかしのくらし博物館」を訪れる前、藤川に架かる金輪橋の手前にある駐車場に車を駐めて周辺を散策。
こちらが金輪橋で
構造はこんな感じだ。(下流側)
突然、蝶が近づいてきて羽を休めたので、パチリ。
金輪橋を進むとこちらはむかしのくらし博物館方向、
藤川を覗くとかなりの渓谷となっている。
また、振り返ると背後には雨ヶ岳がそびえている。こんど登ってみよう!
この後、「むかしのくらし博物館」にて素晴らしい時間を過ごし、解散となってから散策を開始した。
博物館を出ると左方向へ・・・
道なりに進むと
次の分岐へ到着。右手には
この石標(?)、石神(?)・・・が立っている。右方向の下り坂を進むと
右手には取水場と思われる場所がある。さらに、道を挟んでその反対側には
こんな風景、水が浮いている場所をさらに奥へ踏み入れると
そこには多数の石が散乱していた。もしかしてここが風呂屋跡? 正解が分からないまま、消化不良の散策が続いた。
この先は左右の風景に見惚れながら、道なりに進んだ。
すると突き当りには多数の幟が立っていて「白龍石」と書かれていた。ここを左へ曲がれば戻る方向、右折だ!
右折が功を奏した。数十m先だったろうか、左側に「金輪不動明王入口」の看板を発見。「もしかして民家?」と思いつつ、先へと進むと
いきなり急な下り坂となりその先には
藤川の急流が望めた。「なんと、こんな光景に出会えるとは!」
坂を下りきる手前には「御真言・・・」の立て札とその奥には「金輪不動明王」の立て札。
こちらが「金輪不動明王」だった。こんな所で滝を見るとは想像もしていなかった。
この感動と風景の素晴らしさは写真では伝えきれないので、ぜひ訪れてみていただきたい。『感動間違いない!』
滝からの流れは
こんな岩の先で
藤川へと合流していた。
藤川の上流側をパチリ。先ほど金輪橋から見下ろした流れがこの場所へとつながっている。
感動の金輪不動明王を後にするとさらに奥へと進んだ。
墓地を越えるとこの場所。先は林道っぽい雰囲気だったのでこの場で引き返すことにした。
途中で、左側にこの道を発見。いい雰囲気だが、帰宅予定(花火大会に行くため)の時間を考えるとここでの寄り道はできずに次回にとっておくことにした。でも、心くすぐる小径!?
さらに、来た道を戻ると先ほど気づかなかったがおばあちゃんが手刈りの最中だった。
風景を楽しみながら、金輪不動明王入口、白龍石を過ぎると
この橋に到着。この橋の下の流れは先ほどの取水場から金輪不動明王の滝へと続いているのだろう。
橋を渡ると左手には金輪集会所。
瀬古食品大宮工場を過ぎると
左手に「むかしのくらし博物館」を遠望できる。ぐるりと半周して戻ってきたのだ。
ズームでパチリ。
お花畑(今は咲いていないが)を過ぎると
前方直進方向には金輪橋、ここで左への分岐がある。
左へ進むとさらい分岐。道なりは左方向だが、ここを直進すると
(なお、この中央の高台は乾兵部 宅跡?)
その先は行き止まり。しかし、よく見る風景。これは橋がなくなった場所。ここは
旧金輪橋が架かっていた場所だった。
フェンスの向こう側に野良猫がいたが、私と対峙して微動だにしない。フェンスがあり襲われないことが分かっていたのだろうか?(まぁ、襲わないけど。)
旧金輪橋を後にすると林道芦谷線方向へ進んだ。(ここも右)
しばらく進むと右手にこの注意看板。ただし、管理者にはいまだ大宮町長となっている。
看板を後にしてさらに進むと
DoCoMo東海 大宮金輪無線局が現れ、この近くには
林道から分岐する急な坂道がある。下ってみた。
途中で車は進めない細い道となり、下りきった場所には
こんな建物があった。
建物からは斜面に沿ってこんな管が続いていた。導水管?
この付近から上流側を望むと小さな滝が見えた。今日は滝ふたつ!
林道を引き返すと最初の分岐を右折してむかしのくらし博物館を目指した。右折した脇にある建物をパチリ。
これで、一周めぐってきた。駐車場に駐めておいた車に乗ると金輪橋の駐車場へ移動した。
金輪橋の駐車場を後にすると藤川の上流方向へと歩いた。すぐ近くで櫃井原橋(北野川)を渡ると
その先の丁字路を左折した。
その先には、金輪公民館があり、
右奥には櫃井原神社が鎮座している。実は「むかしのくらし博物館」を訪れる前に大宮町史跡分布図を見ながら当神社を探したのだが見つけることができなかった。それは金輪橋が架け替えられ、本地図の位置とは変わっていたからだった。結局、館長の柳田さんに場所を伺って訪れることができた。
社号標を食い入るように見ながら参道を進んだ。
鳥居をくぐり、狭い雰囲気の参道を進むと
その先には広い空間。
まずはお参り。おまつりされている神様、由緒は?
とにかく、お参り。
社殿の背面へ回ってみると
そこには旧と思われる祠が置かれていた。祠は大中小ひとつづつ。
それにしてもこの最も小さい祠はどこにあるのだろう。
疑問に思いつつ、時間を気にしつつ櫃井原神社を後にした。
最後は、櫃井原神社の右手へと伸びる道を下った。大宮町史跡分布図ではこの先に橋があるはず。
坂道を進むとそこは突き当り。ここは旧金輪橋だった。
上流方向は微かに現在の金輪橋を確認できた。
さらに上流側、右側にはつづら折れの道が確認できたが、暗すぎてうまく撮影できなかった。もしかしら旧金輪橋の前にはこの坂道を下っていたのか?
たくさんの疑問を残し、金輪を後にした。「再訪しなさい」ということだろう。
【 20150912 の記録 】
- 神様ごめんなさい、新米を食べちゃいました!(むかしのくらし博物館、大紀町金輪)
- 「むかしのくらし博物館」周辺の散策、滝に神社に・・・(大紀町金輪)