2016年05月28日(土) 修繕中の坂社で見つけたふたつのこと(伊勢市八日市場町) (車、徒歩)
上社を後にするとこちらも山田産土八社である坂社(伊勢市八日市場町)を訪れた。坂社には同じく山田産土八社である藤社が合祀されている。
また、こちらも10月に斎行される御神遷に向けて社殿の修繕が進められ、鳥居が洗われた。
その洗われた鳥居をくぐると
拝殿と本殿に掛けられた足場を眺めた。
足場の雰囲気は前回に訪れた時とは変化が無いか?
足場は拝殿から本殿へと
未だに続いていた。
修繕中の坂社を後にするとふたつのことを発見(?)した。
そのひとつは仮殿となっている坂之森稲荷社が修繕を終えていたこと、もうひとつはこの裏手に鎮座する伊勢上座蛭子社の鳥居は明神鳥居だったことだった。
【仮殿となっている坂之森稲荷社が修繕を終えていた】
坂社と社務所の間に鎮座する
坂之森稲荷社は坂社の仮殿となっている。
今まで仮殿として意識してお参りしていたら、重要なことに気づいていなかった。
坂之森稲荷社、あらためて眺めるとキラキラしている。修繕されたいたのだった。
そのことに気づかせてくれたのはこの立札。ここには「張り紙所 暑中見舞 寒中見舞等」と書かれていたからだった。今までなら柱などにベタベタと貼り付けられていたからだ。
また、あらためて鳥居を確認したらその根元はこのように銅板が新しく輝いていた。塗装もメリハリがあり美しい。
坂之森稲荷社は仮殿となる前に修繕を終えていたのだろうか?!
【伊勢上座蛭子社の鳥居は明神鳥居】
坂之森稲荷社にて坂社にもお参りを終えると両社の裏手に鎮座する伊勢上座蛭子社へ向かった。こちらの鳥居は前回訪れた時に洗われていた。白さを取り戻した鳥居を眺めたところ違和感を感じた。そうだ、入口の鳥居とは形状が異なる。笠木の下には島木があり、貫が柱を貫通している。明神鳥居だ。
お参りを終えると振り返って
鳥居を眺めた伊勢上座蛭子社の鳥居は明神鳥居だがその先に見えるのは神明鳥居だ。
・・・
境内を出てからパチリ、神明鳥居の先に明神鳥居。
ヱビスは明神鳥居?
【坂社、御遷座までの変遷】
- 坂社の御神遷、遷座祭・奉祝祭の日程決定(伊勢市八日市場町) 2015年06月27日
- 御遷座に向けて拝殿、本殿の修繕が開始された坂社(伊勢市八日市場町) 2016年04月30日
- 洗い作業中の坂社(伊勢市八日市場町) 2016年05月14日
【 20160528AM の記録 】
- 覆屋が取り外された朽羅神社(皇大神宮 摂社)
- 道路側の説明板も新しくなる上社(伊勢市辻久留)
- 修繕中の坂社で見つけたふたつのこと(伊勢市八日市場町)
- 修繕が続けられる今社(伊勢市宮町)
- ブラタモリで紹介されること間違いなし、烏帽子世古に建つ旧御師丸岡宗大夫邸(伊勢市宮町)
- 今回のテーマは「鰒」、伊勢市立図書館が発行する「ふるさとの風」(WEB閲覧可)