2016年06月29日(水) 昨日に仮殿遷座を終えた津長神社(皇大神宮 摂社)、大水神社(同) (車、徒歩)
知人から情報をいただいたのでその翌日に訪れた津長神社(皇大神宮 摂社)、内宮の宇治橋前にロータリーを挟んで向かい側に鎮座する。中央に饗土橋姫神社(皇大神宮 所管社)が鎮座しその左右にある小高い場所には向かて左手に大水神社(皇大神宮 摂社)、そして右手には津長神社が配されている。なお、津長神社には新川神社、石井神社(共に同末社)が、大水神社には川相神社、熊淵神社(共に同末社)が同座されている。
知人からの情報には饗土橋姫神社の前にテントが張られ、さらに鳥居の前にも長〜く張られたテントが写された写真が添えられていた。そろそろ仮殿遷座だろうか? そんな予感をいだきながら早朝に訪れたのだった。お伊勢さん125社の御遷座はまだまだ続いている。
内宮A1駐車場から饗土橋姫神社へ向うと
まだ、このようにテントは残されていた。
鳥居の前に設置されたテントの下を進むと
こんな感じ。まっすぐ進めば津長神社への階段となる。
テントの下から饗土橋姫神社へ進むと
テントの下にてお参り。
社殿の左手にある祓所に視線を移すと
そこには祭典の名残があった。これで昨日(6月28日)に仮殿遷座が斎行されたことを確信した。
仮殿となった饗土橋姫神社、
改めて眺めてみた。
仮殿遷座の確信を確実なものにするため津長神社への階段を進むと
津長神社の祓所にも
同様の名残を見ることができた。
この姿を見るのは最後だろう。しばし佇んだ。雨がポツリ、ポツリ・・・
津長神社を後にすると大水神社へ向かうため
この場所を通過。
ここからは宇治橋を望める。逆も真なし。
こんなところにも名残があった。先ほどは気付かなかったが・・・
大水神社への坂道を上り、振り返ってパチリ。
大水神社へ近づくと、こちらにもテントが張られていた。「?」
おそらくこちらでも仮殿遷座が斎行された?!
大水神社を後にした際、ちょうどいいところに神宮衛士が現れた。確認したところ「昨日、津長さんも、大水さんも同時に仮殿遷座を終えた」とのことだった。
今日は出勤日だったので、
宇治橋の鳥居を遠望したのみで、自宅へ戻った。(朝食後に出勤!)
前回の朽羅神社の大修繕に続き、津長神社、大水神社でも第62回神宮式年遷宮に伴う御遷座が進められる。
【参考】
- 御遷座を終えていた朽羅神社(皇大神宮 摂社) 2016年06月11日
現状の社殿の柱の状態を見る限り、両社とも大修繕だろう。(御造替か大修繕かのおおまかな判断方法は祝部の方から伝授いただいた。)