2014年08月15日(金) 処世訓の額に残された祖父の肩書の謎 (車)
お盆に家族が実家に集まった。楽しい時を過ごして帰り際にふと見上げた額。
人間萬事
此乃一字
程
天照皇大神宮
豊受大神宮織子乃后裔 八代目 宗三
これは母方の祖父の形見で処世訓の額だ。この処世訓 『程』は私も事あるごとに思い出し、拠り所としている。
今夜は、『程』の文字に見とれて今までは気にしていなかった後半部分に注目してしまった。お盆だったからか?それなら昨年、一昨年、いやもっと前に気づいていただろう。実は気づいていたが、自分の中で重要だと思えなかったから意識に上がって来なかったのだろう。
今回注目した部分には
天照皇大神宮
豊受大神宮
の文字がある。
そして、その後で、自分自身は『織子の子孫の八代目』であると記している。
神宮の織子?
私なら、神服織機殿神社や神麻続機殿神社の八尋殿にて年に二度、絹と麻を織る織子の方々を思い浮かべてしまう。
【和妙(絹)、荒妙(麻)の奉織作業】
【参考】
もしかすると神御衣の奉織作業に携わる方々の祖先と関わりがあるのかも知れない。いや、全く見当違いなのかも知れない。今頃になり、私が子供の頃に亡くなった祖父の人生を知りたくなった。もしかすると祖父からの指令なのかも知れない。