2017年06月24日(土) 伊雜宮 御田植祭を前にして (車、徒歩)
6月24日は伊雜宮の御料田にて御田植祭(式)が執り行われた。志摩市観光協会のホームページにて紹介されていた駐車場のひとつである旧磯部町役場駐車場に車を駐めると伊雜宮へ向かった。
伊雜宮の所管社である佐美長神社付近で
こちらのポスターを確認すると裏通りを歩いた。
いつも歩いている田んぼ道へ入ろうとすると今日は「危険立入禁止」となっていた。国道167号を鳥羽方向へ進むと
こちらも「危険立入禁止」、どうやら田んぼ道は通れない。
(後で分かったのだが、それは終日打ち上げられていた花火の打ち上げ場が田んぼの中央に設置されていたからだった。)
伊雜宮の前の道路へたどり着くと「伊雑宮 御田植祭会場」の看板と進入禁止の警告板が立っていた。
伊雜宮の御田植祭(式)を拝観するのは初めてだったので、スタッフの方に尋ねたところ、「七度半は着替えを先に終えた奉仕者が伊雑宮との間を行き来する。式三番はこの先にある公民館で実施される」とのことだった。
まずは、御料田へ向かった。時刻は8時50分、すでにゴンバウチワは御料田の中央に立てられていた。
すでの現場にいた知人によるとゴンバウチワは朝の5時半頃、立てられたとのことだった。機会があれば始まりから拝観したいものだ。
さらに御料田の一画を利用して設置されている苗代を確認、ここで苗取りとなる。
御料田には神宮衛士の姿も見えた。
御料田を後にすると伊雜宮へお参りに・・・。手水を受けて参道を進もうとすると御田植の神事に奉仕する田道人(たちど)が参道を戻って来た。これが話に聞く「七度半」なのだろうか?
お参りのために参道を進むと
正殿前の鳥居には、その根元に早苗が残されていた。先ほどの田道人が置いていったのだろう。
お参りを終えてから参道を戻ると修祓所には大麻と御塩が用意されていた。
手水舎まで戻るとその近くには御田植祭奉仕やくびとの木札を掛ける掲示板が立っていた。
鳥居をくぐろうとするとその前には屋台が建っていた。こんな光景はこの日でないと見ることはできないだろう。
先ほど聞いた公民館(上之郷公民館)の位置を確認してから
伊雜宮前まで戻った。
消防署員が消火器の確認のため屋台を巡っていた。
伊雑宮付近を後にすると、竹取り神事や御田植の神事で泥だらけになった身体から泥を洗い流すために訪れる野川を訪ねてみた。御料田の広場から国道167号へと続く路地を進むと国道、さらには近鉄志摩線を横断して・・・。その先には野川橋(野川)が架かっている。
野川橋から
その上流方向を眺めてパチリ。
野川を後にして御料田へ戻ると拝観者が増えていた。