2015年04月19日(日) 内削ぎと外削ぎの千木が混在する萬福稲荷大明神(伊勢市河崎) (徒歩)
神宮の祭典でよくお目にかかる知人から教えて頂いた興味深い話題です。それは河崎交差点付近にある。
SANCO 河崎町 バスのりばから
旅館 星出館の前を過ぎると
その先にある「河崎」交差点。
この交差点の角には民家の敷地と思われる場所にお稲荷さんがまつられている。
歩道から参道を進むと
こちらは萬福稲荷大明神。何度か訪れたことがある。
【参考】
- 萬福稲荷大明神に貼られた寒中御見舞札(伊勢市河崎) 2015年01月31日 ほか
ここからが本題でお参りを終えると社の屋根を確認した。
鰹木は5本、そして千木は道路側が内削ぎで、反対側が外削ぎ。
な、なんと内削ぎと外削ぎの千木が混在している。
私にこのことを教えてくれた知人は車で通りかかり見かけたとの事だったので、赤信号で停車したケースを想定して横断歩道を渡った。そして、停車中の車からのつもりで、歩道からパチリ。
内削ぎと外削ぎのコラボレーション!
なぜ内削ぎと外削ぎが混在するのか、必ず理由があるのだろう。「もしかして内宮と外宮の両方に配慮した?」など勝手に想像しながら萬福稲荷大明神を後にした。
今のところは由緒も何も不明なので千木の真相解明は今後の宿題だ。
【 20150419 の記録 】
- 自宅周辺で始まった田植え(伊勢市御薗町)
- JR参宮線、黒く煤けた列車の屋根
- 月夜見宮 春季大祭
- お稲荷さんへの参道に立てられた幟(月夜見宮 春季大祭)
- 修繕を終えた外宮の御厩
- 新緑の外宮
- 雨に濡れそぼるお気に入りの石、ふたつ(外宮)
- 玉砂利の参道でキャリーバッグを引く女性ふたり(外宮 表参道)
- 参宮線 吹上町踏切付近に置かれた線路修繕車両とレール?
- 内削ぎと外削ぎの千木が混在する萬福稲荷大明神(伊勢市河崎)
- 御神遷に向けて準備が進められる河邊七種神社(伊勢市河崎)
基本的に外削ぎ=男性神、内削ぎ=女性神と(神宮に関して言えばどちらとも女性の神様になりますが)区別されていたりするはずなので、どういった意味合いがあるんでしょうね。お社の存在は知っていたものの、そこまでは気づきませんでした、キタヰさん、さすが目の付け所が違いますね!!
p_m_aさん、コメントに気付くのが遅くなりすみません。
いつもありがとうございます。
> キタヰさん、さすが目の付け所が違いますね!!
いえいえ、これは文頭にも記したように「神宮の祭典でよくお目にかかる知人から教えて頂いた興味深い話題」です。残念ながら私の発見ではないんです。受け売りでした。惑わせてゴメンナサイ。