2015年09月16日(水) 遷御を終えた志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) (車、徒歩)
第62回神宮式年遷宮はまだまだ続けられている。御造替が続けられていたお伊勢さん125社、豊受大神宮の摂社である志等美神社および大河内神社では昨夕に遷御が執り行われたそうだ。(知人より)
遷御の日を勘違いしていた私は昨日の早朝、神様不在の社殿にお参りしていた。
本日は仕切り直し。遷御を終えた志等美神社・大河内神社にお参りするため改めて上社を訪れた。
上社の鳥居をくぐると左手にある手水舎にて心身を清め、上社の参道の右手にある石垣の切れ目へと進んだ。志等美神社・大河内神社(豊受大神宮摂社)および打懸神社(同末社)はこの石垣の奥に、上社の境内に隣接して鎮座している。(しかし、物理的には上社の境内にまつられているに等しい。)
その石垣の間を進むと手前には打懸神社があり、志等美神社・大河内神社の御造替に際しては仮殿となっていた。
さらに奥へと進むと一重の玉垣の中に志等美神社と大河内神社の殿舎が並んで建っている。左側が志等美神社だ。
昨日に続き、新しい鳥居をくぐると御門の前にてお参り。しばし、この場に佇んでいた。
これから新たな20年が始まる。そして20年後には大修繕、さらに20年で御造替・・・、このサイクルが半永久的に繰り返される常若が維持されることだろう。
この場を離れると山田産土神八社のひとつでもある上社にお参りしてから上社の参道より志等美神社・大河内神社および打懸神社をパ〜チリ。
志等美神社・大河内神社に続いては打懸神社の御造替が開始されると聞いている。この光景もしばらくの間だけだ。一ヶ月余り経てば打懸神社も生まれ変わることだろう。
ところで、こちらの御用材もリサイクルされるのだろうか?
そんなことを考えながら志等美神社・大河内神社、そして上社を後にした。
【参考】
- 遷御を終えたと勘違いした志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社)ほか 2015年09月15日
- 新社殿の屋根に鏑矢と雁股矢、志等美神社・大河内神社(豊受大神宮摂社) 2015年09月13日
- 御造替を終え簀屋根が外された志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) 2015年09月05日
- 御造替は終盤、志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) 2015年08月29日
- 御造替された?志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社)と上社の駐車場 2015年08月23日
- 御造替工事が続けられる志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) 2015年08月08日
- 覆屋が設置された志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) 2015年08月05日
- 仮遷座を終え御造替(修繕?)が開始された志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) 2015年08月01日