御塩焼固(御塩殿)2016年03月

2016年03月06日(日) 御塩焼固(御塩殿)2016年03月 (車、徒歩)

伊勢市二見町荘に鎮座する御塩殿神社はお伊勢さん125社のひとつで皇大神宮の所管社。こちらでは神宮の祭典にて神饌などに使用される御塩が作られる。そのための施設として御塩焼固の作業が執り行われる御塩殿、さらにはその前段階で使用される御塩汲入所および御塩焼所が併設されている。

御塩のもとになるのは五十鈴川下流域の微かな塩水。七月土用の頃、五十鈴川の下流域にある御塩浜で作られた鹹水(濃度が濃くなった塩水)が御塩汲入所へ運ばれると地中に埋められた瓶に蓄えられ、その鹹水が御塩焼所の大釜で焚き上げられると水分を飛ばした荒塩となる。その荒塩は三角錘の土器に詰め込まれると御塩殿の窯で焼き固められ、堅塩となる。この作業が御塩焼固で、焼き固めの作業は3月と10月の年二回、それぞれ5日間で100個が焼き固められ、一年で合計200個の堅塩が作られる。

今回は3月4日〜8日の五日間、4日目には前半三日間に焼き固められた堅塩が、最終日の翌日6日目には後半二日間の分が外宮の斎館へと護送される。

詳細についてはこちらのブログをご参考に。

【参考】

 

義姉が鹿児島から伊勢へ来ていたので、御塩殿神社を案内し御塩焼固を拝観するために御塩殿神社を訪れた。

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

 

参道の入口へ近づくと

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

 

こんなところにTOYOTETSU ハイキングコースの案内旗が巻かれていた。最近、豊鉄のハイキングに関するこのような案内をよく目にする。

TOYOTETSU ハイキングコースの案内旗(→御塩殿神社)

TOYOTETSU ハイキングコースの案内旗(→御塩殿神社)

 

鳥居をくぐると静かな参道を進んだ。

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

 

前方に見えるのは御塩焼固の作業が執り行われる御塩殿。

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

御塩殿神社(皇大神宮 所管社)

 

御塩殿は瑞垣御門の御扉が開かれていて、すでに拝観者が一人張り付いていた。

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

鳥居をくぐるとまずは御塩殿の左手に位置する御塩殿神社にお参りしてから御塩殿へ戻った。

【余談】 御塩殿は大きな建物で鳥居の前面に配置されているため御塩殿神社と勘違いする方が多い。実は私も間違えそうになったのだった。

 

御塩殿では喜多井さんが御塩焼固に奉仕されていた。

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

三角錘の土器に荒塩を盛ると長い棒で突き固め、さらに荒塩を追加して突き固め・・

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

この作業が繰り返されると

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

土器は固く締まった荒塩で満たされた。

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

表面の荒塩を平らになるようにヘラで掻き揃えると

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

窯の上へ並べられた。(この後、窯で焼き固められる)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

後からもうひとり、女性が現れた。

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

御塩殿での御塩焼固(御塩殿神社)

 

義姉に御塩焼所・御塩汲入所を案内するため我々は御塩殿を離れて御塩殿の裏へ移動すると途中の小道には車のタイヤ跡が残されていた。この先を左へ進むと

御塩殿から御塩焼所・御塩汲入所へ(御塩殿神社)

御塩殿から御塩焼所・御塩汲入所へ(御塩殿神社)

 

その奥には、御塩焼所・御塩汲入所は建っている。

御塩焼所・御塩汲入所(御塩殿神社)

御塩焼所・御塩汲入所(御塩殿神社)

 

荒塩の焚き上げ作業を回想しながらこちらを案内した。

御塩焼所・御塩汲入所(御塩殿神社)

御塩焼所・御塩汲入所(御塩殿神社)

 

普段は開けられていない二見浦海岸側の出入口の扉が開かれていたので、ここから御塩殿神社を後にすると

御塩殿神社、開かれた二見浦海岸側の扉

御塩殿神社、開かれた二見浦海岸側の扉

 

堤防を辿り、賓日館へ向かった。

二見浦海岸(御塩殿神社付近)

二見浦海岸(御塩殿神社付近)

 

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