2015年12月19日(土) 修繕を終えた清川稲荷大明神および八幡宮(今社、伊勢市宮町) (徒歩)
本日、伊勢市内を巡っていた途中で立ち寄った今社(伊勢市宮町)。伊勢高柳商店街の西端付近に位置しそのアーケードから境内へと入ることができる。
また、今社の境内には清川稲荷大明神および天満宮がまつられているが、現在は本殿等の修理のため共に今社に仮遷座されていた。
【参考 清川稲荷大明神ほかの御遷座】
- 修繕が開始された清川稲荷大明神(今社、伊勢市宮町) 2015年09月19日
- 清川稲荷大明神の修繕(塗装の準備)、天満宮も修繕・・・(今社、伊勢市宮町) 2015年09月26日
- 修繕が大詰めの清川稲荷大明神(今社、伊勢市宮町) 2015年11月21日
商店街のアーケードには今社の鳥居と清川稲荷大明神の鳥居が並んで設置されていて、清川稲荷大明神の鳥居の先には鳥居の列と拝殿を望むことができる。
現在は仮遷座も含めこちらの神様が集合している今社にお参りしてから清川稲荷大明神を確認すると拝殿前の鳥居は建て替えられ、
その奥へ進むと
本殿もピカピカの状態に仕上がっていた。
こちらは今之社公園とつながる参道の鳥居。
公園側からパチリ。鮮やかな朱色が塗られていた。
参道を戻り、拝殿前にてパチリ、鳥居の列は壮観。
なお、これらの鳥居の古材は数十cmほどの長さに切り揃えられて、アーケード側に山積みされていた。かがり火の薪に使用されるのだろうか?
鳥居をくぐり抜けるとその先には拝殿。以前はこの参道に朽ちかけた簀子が敷かれていたが今は取り払われていた。
柱もピカピカ。
すべてがピカピカだった。
(今社の右側に建つ)清川稲荷大明神を後にして今社へ戻ると熱心に清掃している女性を見かけた。
清川稲荷大明神の修繕は完成したと感じられたので、その女性と挨拶を交わした後、清川稲荷大明神の御遷座について尋ねた。すると「今夜です。」との返答だった。私は必然を感じ、「拝観しなくては!」と!
その女性に遷座祭の開始時刻を尋ねると社務所に滞在していた宮司に取り次いでくれた。改めて宮司に開始時刻を尋ねると「7時からです。」とのこと、「できれば拝観させて下さい。」とお願いした。
天満宮も御遷座されるとのこと。天満宮の修繕状況も確認した。今社の左側へ向かうとこの鳥居(この時点では社名を示す扁額が掛かっていなかった。)の先。鳥居は建て替えではなく洗いだった。
鳥居をくぐるとその先には新しくなった御垣。
拝殿は・・・?
【追記 2015-12-23】
修繕を担当された株式会社 廣垣工務店さんから情報をいただきました。(詳しい解説をありがとうございました。)
天満宮の本殿は
柱根継ぎ、棟持柱は新規、あとは水洗いです。
また、清川稲荷大明神は
屋根部分は揚げ方をしまして、柱土台等を修繕。 全体的に既存の塗装をはがして、ケレン(研磨)ののち、新たに塗装です。 垣は全部新規、拝殿は一部土台等を交換。鳥居は笠木を新規、 幟立てを含め朱塗りのところは全部塗り替えです。
でした。
遷座祭を楽しみに清川稲荷大明神、天満宮を含む今社の地を後にした。
【 20151219の記録 +α 】
- お伊勢さん125社まいり、内宮めぐりと宮川めぐりの一部+α
→ 月夜見宮奉賛会による月次祭(月夜見宮)
→ 修繕を終えた清川稲荷大明神および八幡宮(今社、伊勢市宮町)
→ 千木の重なり方の確認
→ 年末年始の準備、臨時出口が設置された御正宮の板垣ほか(外宮)
→ 初めて見かけたラッピング「おかげバス」(伊勢市制10周年記念事業)