2014年10月26日(日) お白石奉献を終えて、瀧原宮から大台町役場まで (徒歩、車)
瀧原宮のお白石持行事にて奉献を終えると餅まき会場を抜けだして帰途に着いた。一日お世話になった奉曳車に対してお礼を述べると
瀧原宮前を後にし、車を駐めておいた道の駅 奥伊勢おおだいへと向かった。
瀧原宮の石垣には畳まれた高張提灯。
さらに進むと傾きかけた陽の光、その先には
・・・
西日が眩しかった。
参道を抜けて石神を過ぎると
役目を終えた幟に「おつかれさま!」
さらにその先では
沿道を飾っていた提灯がすでに片付けられていた。
里集会所の前まで戻ると、ゲートがまさに取り外されようとしているところだった。
国道42号 里交差点の向こう側では提灯が取り外されていた。皆さん仕事が速い。
旧道は通らずに国道を戻ると里旧道入口にてゲートをパチリ。このゲートには何か縁があるようだ。
ここでも幟に「おつかれさま!」
ふと目に入った石造の怪獣(?)と巨大蟻をパチリ。
右手には熊野古道伊勢路 三瀬坂峠 里登り口。
歩道を歩いていると船木および三瀬川の奉献者を乗せたバスに追い越された。(お疲れ様!です。)
歩きだといろんなモノに興味を持ってしまう。この標識は何だ?
正解はこちら、「鹿(動物)に注意」
左手を望むと少し色づき始めていた。
ドライブインあら竹を過ぎると
紀勢自動車道の案内板を確認、渋滞25km。歩きだと無縁のセカイだ!
速度は遅いが、歩いていればいつかは目的地へ到着できる。人間ってすごい。
またまた、奉献者を乗せた帰りのバスに追い越された。(お疲れ様です!、お疲れ様です!)
やっと、船木大橋南交差点まで戻ると国道42号を離れた。
船木橋にて宮川を渡るために交差点脇の坂道を下ろうとするとおばあちゃんに声を掛けられた。私は法被姿だったので同じくお白石持行事に参加した同志と思ってくれたのだろう。息子さんが木遣り唄を披露する音頭とりを担当されたこと、私が伊勢から来たと告げると娘さんが伊勢に嫁いでいること、伊勢のお白石持はもっと盛大なこと・・・などお話いただき、最後には○○をもらったのか?と問われ、○○が聞き取れなかった私が聞き直すと「餅まきで餅をもらったか」との質問だった。(○○はどんな言葉だったのだろうか)私が「いいえ」と答えると自分は2つか3つもらったから・・・と言っておすそ分けしてくれそうになった。私はお礼を述べるとその気持ちだけを頂き、船木橋へと向かった。
今日は瀧原宮のお白石持行事を撮影するために大紀町を訪れたのだったが、偶然にも奉献団の一員に加えていただきお白石を奉献することができたし、最後にはこんなに優しいおばあちゃんとも出会えた。何と素晴らしい大紀町!
船木橋を渡ると大紀町を後にした。この辺りが大台町との境界だろうか?
下流側は少し色づいていた。
大台町役場の前まで戻ると
そこで多数の白い石を見つけた。
【 20141026 の記録 】
- 道の駅 奥伊勢おおだい から瀧原宮お白石持行事の出発場所(三瀬川スクールバス待避所)へ
- 第62回神宮式年遷宮 お白石持行事、 瀧原宮奉献
→ 遷御に向けて雨儀廊が準備された瀧原宮 - お白石奉献を終えて、瀧原宮から大台町役場まで