2014年06月08日(日) 第18回大師の里・彦左衛門のあじさいまつり(立梅用水ボートくだり、田んぼの綱引き他) (車、徒歩)
過去に何度か『大師の里・彦左衛門のあじさいまつり』(三重県多気郡多気町丹生)を訪れたことがあるが、とても興味深い次のイベントに参加できず、また見学できないでいた。
- 立梅用水ボートくだり(素掘りトンネル)
- 田んぼでの綱引き大会
【参考】
- 大師の里彦左衛門のあじさいまつり 2012年06月10日
-
大師の里(丹生)の散策 2011年06月25日
今回はとにかくこれらのイベントを体験、見学するために朝イチで多気町を訪れた。あじさいまつりが始まると会場周辺は車両通行禁止となるため、臨時に設定された駐車場のひとつである川原製茶資材置き場に到着した。
臨時駐車場と会場をピストンする無料シャトルバスはすでにスタンバイし
次の運行通知が掲示されていた。『運行時間 8:00〜17:00』
時は8時20分を過ぎていたが、駐車場にはクルマ一台のみ。つまり、私が乗ってきたクルマのみだった。
しばらくするとまつりのセレモニーに参加される三重県の職員の方が到着、バスを出すには人数が少な過ぎるためか、つぎの消防車で会場まで送ってくれた。何ともいい経験となった。
臨時のバス発着場で消防車から降ろしていただくとふれあいの館方向ヘ進んだ。あじさいまつりの開会までしばし時間があったので、丹生神社にお参りした。
お参りを終えると次の道路を進み
あじさいと麦秋を楽しむと
受付で次のスケジュールと会場案内図をいただいた。
まずは、本部があり綱引き会場となる田んぼへと向かった。
綱引きが実施される田んぼの脇には
次の綱がおもむろに置かれていた。
まずは本日の目的のひとつである「立梅用水ボートくだり」に参加するため立梅用水に沿って進んだ。
田んぼのコンサート・農村ビオトープ体験会場を左手に見ながら進むと
立梅用水 素掘のトンネル出口付近に到着。
ここから「立梅用水ボートくだり」のスタート地点まではアスファルト舗装路で迂回することもできるが、
【水銀のたぬき掘り古道】
この↑地図にもあるように「水銀のたぬき掘り古道」を歩くことにした。この案内板から
山道を進むと
程なくこの場所に到着した。
ここには「水銀のたぬき掘り」の説明板があり、
この右奥にはたぬき掘りの跡が残されている。
掘り跡を過ぎると次の矢印があるがあまり気にせずに踏み跡を進んだら行き止まりになってしまった。この矢印まで戻ったら、水銀のたぬき掘り跡を巻くように別の道が続いていた。(矢印があるのは最少でも3差路なのだからもっと慎重にルートを選択しないと・・・、反省)
正しいルートを進むと山道は下りとなり立梅用水が見える位置まで下ってきた。「あっ、もうボートくだりは始まってる!」(先ほどの三差路で数分はロスしたから・・・)
後続のボートが素掘りトンネルへと吸い込まれていった。
この風景を右手に見ながら用水に沿って進むと
【立梅用水ボートくだり】
「立梅用水ボートくだり」のスタート地点に到着。今回はまだ列が短いので早々に乗れそうだ。
列が進むと左手には「立梅用水の遺跡」の説明板、
こんなトンネルをボートでくぐるのだ。
また、トンネルのもっと下流側には岩盤が手のみで削り取られたエンゲ切通しがある。
そろそろ、私の順番が巡ってきた。
「109」番目の乗船券を手に
ゴールから軽トラックで回送されて来たボートが
用水の中に準備されると乗船した。
ボランティアの中学校がボートの船首に乗り、順調に進むように・・・・。
ボートから見上げてパチリ。
ボートが壁に接触しないように「手を出す」の動作。
水平方向でもパチリ。目線はこんな感じ。
先ほど水銀のたぬき掘り古道から下った場所を過ぎると
眼前には素掘りトンネルが迫ってきた。しかし入口はコンクリートで固められているため一見だけでは素掘りであることは分からない。
素掘りトンネルに突入。自然のままを撮る主義なのでフラッシュは焚かずに・・・。
中間付近に照明が見えた。
パチリ。何となく荒々しい雰囲気。
70mのトンネルはあっという間に通り過ぎてしまった。
もう出口だ。
パッと視界が開けた。
ゴールに到着するとボートから素早く飛び降りた。
乗客がいなくなったボートは手際よく用水から回収され、軽トラックでゴール地点への回送されていった。
ボートくだり余韻に浸る間もなく、続いては先ほど通り過ごした田んぼの綱引き会場へと戻った。
【田んぼの綱引き大会】
会場である田んぼに到着すると開会の挨拶に始まり、
チーム紹介、
綱引き・・・。
とにかく、見ているだけでも面白い。でも見ていると参加したくなる!
(ここでは皆さんの楽しむ姿を紹介する。)
私は立梅用水の下流側が気になってしまい、この結果の時に綱引き会場を後にした。
とにかく、本日の目的である「立梅用水ボートくだり」体験、「田んぼの綱引き大会」見学を達成できたので満足だった。
【 20140608 の記録 】
第18回大師の里・彦左衛門のあじさいまつり(立梅用水ボートくだり、田んぼの綱引き他)
式年遷宮に向けて御造営が進められる丹生神社(多気町丹生)
立梅用水(たちばいようすい)、切り通しのその先は(多気町丹生)
御遷座に向けて御造営が進められている佐那神社(多気町仁田)
「禁殺生」石がある坂手国生神社