2016年09月10日(土) 組立式能舞台が解体された賀多神社(鳥羽市鳥羽) (徒歩)
今日はある新聞記事に導かれて寄り道しながらも鳥羽までたどりついた。
【参考】
- 組立式能舞台が解体された賀多神社(鳥羽市)を目指しての寄り道ウォーク 2016年09月10日
その新聞記事とは、伊勢新聞(2016年9月3日)の記事で賀多神社(鳥羽市)の組立式能舞台が解体される(た)ことを紹介していた。
この組立式能舞台には私なりの思い入れがあったので、解体されているにしてもこのタイミングで一度は現地を訪れたかった。次のことを振り返りながら・・・
【参考】
- 御遷宮奉祝祭のためによみがえった百六十年前の「組立式能舞台」(賀多神社) 2015年10月17日
- 賀多神社御遷宮奉祝 よみがえった「組立式能舞台」での奉納薪能(鳥羽市鳥羽) 2015年10月18日
- 収納場所が見つかるまで境内に建てられている組立式能舞台(賀多神社) 2015年11月21日
賀多神社の参道入口付近へ到着すると
「賀多神社入口」の張り紙、その奥の石柱には「自動車乗入ヲ禁ズ」とあるが・・・
案内板を確認してから参道を進んだ。この参道は民家に挟まれた生活感があふれる場所で先ほどの石柱の記述とは異なる状況にあった。
さらに進むと賀多神社の鳥居前には石階に長いスロープが設置されていた。解体された能舞台を運び出すトラックのためだろうか?
鳥居をくぐり手水を受けると
すでに組立式能舞台が姿を消していることに気づいたがまずは拝殿へ向うとお参りした。
お参りを終えると社務所に立ち寄り、能舞台の解体について話を伺った。「先週に解体を終え、解体された剤材は鳥羽市が管理している倉庫で管理される。」とのことだった。帰宅後に調べるとその倉庫とは小浜町にある旧市民道場のようだ。
解体された材の一部が境内に残されていたので
先の記録、記憶を思い出しながらしばし眺めていた。
賀多神社の組立式能舞台が再び日の目を見るのはいつだろう。次回の式年遷宮までに実現できるだろうか?
【参考】
- 賀多神社の御遷宮、川原大祓・遷座祭(鳥羽市鳥羽) 2015年10月17日