2017年05月27日(土) 疑問解消のために訪れた立梅用水が落ちる池、岩谷池(多気郡多気町丹生) (車、徒歩)
去る5月3日に立梅用水の全線を歩き通したはずなのに、どうも納得できない自分がいた。その理由は立梅用水を歩き通そうと決めた初日に溯る。
【参考】
- 立梅用水、丹生大師付近から岩谷池まで(多気郡多気町丹生) 2017年04月22日
この日は丹生大師付近から下流側、立梅用水の最終点とされる岩谷池まで歩いた。ところが途中のゲートで用水は別のルートへと流されていた。そのため、立梅用水が岩谷池へ落ちる様子を目にしていなかったからである。それは完歩しても納得できな自分を作っていたのだろう。
今なら岩谷池まで通水されているはず。しかし、私の中にはもしかした傾斜の関係で実際には逆流しているのではないか?との懸念もあったのだった。それは現地を訪れて確認するしか無い。
チャンスは今だ。多気町朝柄から戻ると丹生のふれあいの館に車を駐めた。丹生の町の散策については別の記事で紹介することとし、ここでは岩谷池に落ちる立梅用水について紹介する。
この場所は前回にも訪れた。橋を渡って道なりに進めば岩谷池にたどり着く。
農道を進む途中、左手に広がる風景をパチリ。
坂道を上り始めると左手には樹木に囲まれた田んぼが一面。さらに坂道を進むと
立梅用水の続きだろうか? 岩谷池を通り過ぎてもさらに流れていた。(次回はこの先も追いかけてみないと・・・)
そして、こちらが岩谷池で
この場所にて立梅用水が落ちていた。まさに、用水(水路)から池へと水が流れ込んでいた。事実確認終了!
池を背にして築堤から丹生の町を望んだ。何とも気持ちのいい風景だ。
ここからは先日訪れた際は空だった水路を水が来ていた場所まで逆行することにした。
水の流れとは逆方向に・・・
一旦視界が開けると
再びこんな中へ。
時々田んぼが見える。
そしてたどり着いたのは
こちらの道路との交差。
道路がかなり凸になっていたので、この先は水路が高くなっているのではないかと錯覚していた。道路の勾配とは関係なく、水路は岩谷池へと下るように設定されていたのだった。
そして、こちらが前回は用水が垂れ流されていたゲート。
立梅用水 No.18ゲートだ。
今回はこのように水で満たされているが、前回はこの水路の底に立ち写真を撮っていた。
前回に訪れた時には、すべての水がこちらへ流され、岩谷池へは回されていなかった。
以上で、「立梅用水は岩谷池に落ちるの?」疑問は解消されたが、岩谷池の先へも水路が続いている様子を目にしたので、その先を追いかける必要性も感じてしまった。
いつになったら、立梅用水のまとめ記事を書けるのだろうか?