2014年06月07日(土) 遷御に向けて御造営が進められる月讀宮 (車、徒歩)
月夜見宮、倭姫宮に続き、月讀宮を訪れた。
月讀宮には月讀荒御魂宮および伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮が並んで祭られていて、3月には伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の上棟祭を拝観した。
【参考】 2014年03月15日(土)
それ以降、御造営は着々と進められ5月末には四宮すべての檐付祭までが終了した。
【参考】
後は遷御の儀に向けてお白石持行事が今年2014年9月28日に執り行われる予定だ。
変化は無いだろうと思われるがとにかくお参りしようと御幸道路側から鳥居をくぐった。
参道を進むと
左方向には木々の間から新御敷地の覆屋が垣間見えた。
さらに進むと参道は左へ折れ、
その先には・・・・
手水舎に白いシートが掛けられていた。
手水舎は修繕されているのだろうか?
仮設の手水所で心身を清めると、「あっ!」
手水舎の左側では木々が切り倒されて何かの工事が始められていた。
ちなみに昨年11月時点、手水舎付近の様子はこんな感じだった。
新たな工事で何が造られるのか? 疑問に思いつつ新御敷地をパチリ。
こちらの前には
瀧原宮と同様に参拝順を示す立札がある。
皇大神宮別宮
月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)二
御祭神 月讀尊荒御魂
月讀宮(つきよみのみや)一
御祭神 月讀尊
伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)三
御祭神 伊弉諾尊
伊佐奈弥宮(いざなみのみや)四
御祭神 伊弉冉尊
立札を左に見ながら参道を下ると覆屋の横側をパチリ。
そして、立札に示された順で四宮にお参り。
最後に伊佐奈彌宮にお参りしてから現在の社殿をパチリ・・・・、
宿衛屋でお話を伺ったところ、手水舎の隣には宿衛屋が新設されるとのこと。現在の宿衛屋が建つ場所は湿気が多く傷みも激しく、耐震強度も不十分。ムカデも出現する・・・。
まだまだ、参道沿いに開けられた小窓(?)から中を覗くと工事はこれから始まる状態だった。
最後に、月讀宮宮域に鎮座する葭原神社にもお参りした。背面がとても明るくなっていた。
昨年11月時点の葭原神社の様子はこんな感じだった。背後の木々が・・・・。
変化はないと思いながら訪れた月讀宮であったが、やっぱり現場は楽しい。いつでも現場には新しい発見がある。これだから現場主義はやめられない。そんなことを思いながら月讀宮を後にした。
続いては、内宮の風日祈宮へ・・・。
【 20140607 の記録 】
遷御に向けて御造営が進められる月夜見宮
遷御に向けて御造営が進められる倭姫宮、ほか
遷御に向けて御造営が進められる月讀宮
牛谷坂、宇治惣門跡ほか(古市街道)
平成の御遷宮が開始された猿田彦神社
内宮と遷御に向けて御造営が進められる風日祈宮
御稲御倉、この部位の名前、役割は?
忌火屋殿の煙を抜く構造
お伊勢さん125社、饗土橋姫神社ほか
寂れた合格神社(伊勢市宇治今在家町)
第62回神宮式年遷宮 お白石持行事の名残ではなく、今後のために(伊勢市桜木町)
伊勢市立伊勢古市参宮街道資料館