2014年05月06日(火) ハマボウの群生(浜郷小学校記念公園)が伐採された理由 (徒歩)
お伊勢さん125社まいり 大湊・神社めぐりの途中、伊勢市通町にある栄通神社を後にしてから勢田川の右岸へ戻ると国道23号に架かる勢田川橋から上流方向に架かる勢田大橋へ向かった。
その途中にはハマボウが群生していた(過去形)浜郷小学校記念公園がある。群生するハマボウとある日突然伐採されたことについては次の記事で紹介したが、伐採の理由については分からずじまいだった。
【参考】
伐採された状態の記事
- 勢田川の右岸下流に群生するハマボウの現状 2013年01月28日
群生していて咲き誇っていた頃の記事
- 近鉄 地ビールハイキング 二軒茶屋「伊勢角屋ビール」とハマボウ観賞 + α 2011年07月23日
- 対岸の牟山中臣神社を望むハマボウの群生 2012年07月29日
しかし、なんと本日その理由が分かったので紹介する。
勢田川橋から勢田川の右岸を進むと刈りとられた草が詰められたゴミ袋の山に遭遇。この場所は対岸に牟山中臣神社を望める場所だった。どこかで草刈りが行われている・・・。
左岸にある牟山中臣神社の向かい側である
右岸には、かつてハマボウが群生していた。今は根元に近い箇所で伐採された状態だ。しかし、新芽の姿はちらほらと認められる。
黄色い花が咲き誇っていた面影は全くなくなっている状態だ。
「これらの新芽はいつになったら花を咲かせるのだろうか?」
そんなことを考えながら歩いていると刈りとった草を詰めたゴミ袋が点在していた。
堤防の下部には熱心に草を刈っている女性を発見。忙しいなか手を止めてしまって申し訳なかったがハマボウの伐採の理由を伺った。こちらを夫婦で管理されている方だった。(感謝)
そして、ハマボウ伐採の理由は「一昨年の台風で一本のハマボウが倒されてしまった。ハマボウは水辺にあれば根が張っていいのだが、堤防の斜面で倒れてしまうと堤防を痛めてしまう。一本でも倒れれば今後他にも倒れる可能性があるため、堤防の保護を重視して伐採に至った。」とのことだった。残念な話だが治水、地元の安全を考えれば致し方ない。
上流側にはまだこれだけの草が残されていた。これから・・・。
お礼を述べてからこの場を後にした。
その女性は刈りとった草をゴミ袋に詰める作業を再開すると、黙々と続けた。(お疲れ様です。)
この地で再びハマボウの花に出会えることを期してこの場を後にした。
【 20140506 の記録 】
- お伊勢さん125社まいり 大湊・神社めぐり
- ハマボウの群生(浜郷小学校記念公園)が伐採された理由