2014年07月05日(土) 宮川ウォーク参加前の久具都比賣神社参拝 (車、徒歩)
宮川ウォーク・右岸 第4区間の集合場所である宮リバー度会パークへ向かったが、集合時刻より一時間ほど早かった。今日のルートにも含まれるかも知れないとは思ったが、度会町上久具にある皇大神宮 摂社 久具都比賣神社にお参りすることにした。
久具都比賣神社は今年の初詣に訪れた場所、また大雪の翌日に訪れた場所でもある。何とも思い入れの深い神社だ。
【参考】
下久具から上久具へ向かうと右手に久具都比賣神社の社叢が遠望できる。次の交差点を右折すると
この場所にたどり着く。真っ直ぐ進めば宮川に架かる久具都比売橋、ここでカーブミラーの脇を右へ進むと
狭い道を道なりに進む。
右手には茶畑が広がっている。
左へ巻くように進むと次の丁字路に突き当たる。正面はすでに久具都比賣神社だ。
右方向へ進むとその先は
1994年に久具都比売橋が開通されるまで利用されていた上久具の渡し跡へ出る。
が、ここはまずお参りするために左方向へと続く坂道を上った。
坂道を進むと生け垣に埋め込まれるように小さな社標。これを過ぎると
その先右手に社叢への入口があり、階段の左上には
紀州藩が建立したとされる「禁殺生」石。
また、階段の右側には数本の竹が立て掛けられていて、その先端には「内城田神社」の神札が付けられていた。
参道を進むと先にお参りを済ませた男性に出会い、挨拶を交わすとしばしお話させていただいた。
毎日お参りされている方で、社叢の珍しい木々などについて説明してくれた。
落葉が腐葉土となりこれらの木々を育んでいるとも。
また、社殿の左側には、
大樹に寄生している小さな木があることも・・・。
また、十何年か前にはこちらでも遷宮が執り行われ社殿は右側の御敷地から左側の御敷地へ移された。さらに、摂末社は20年に一度は遷宮を行わず、修繕を重ねて40年に一度位で遷宮を行うことも教えていただいた。となると久具都比賣神社ではしばらく御造営は行われないのか?
そんなことを考えながらお参りした。
社域を出ようとするともうひとりおばあちゃんが現れた。以前お会いしたことがあるような? 軽く挨拶を交わした。このおばあちゃんは凄い人だった。社殿に向かうといきなり大きな声で祝詞奏上を始めた。
この声に聞き入りながらも社域を後にすると上久具の渡し跡へ向かった。こちらも先ほどの男性に教えていただいた音叉のような形状の木、二股に分かれた幹が左右同じような太さで伸びている。
こんな感じだ。
寄り道の後、上久具の渡し場跡へ。
今でも船が・・・
【参考】
渡し跡から戻ってくると左手にこのような浅間信仰(?)
時間となったのでそろそろ集合場所へ向かうため車へ戻ろうとすると先ほどの男性が先行していた。また、お会いできるかも!
気持よく久具都比賣神社を後にして、宮リバー度会パークへ向かった。