2014年05月31日(土) 見どころ満載のMieMu基本展示+α (車、徒歩)
MieMu開館記念企画展第二弾 『日本の心』第六十二回神宮式年遷宮写真展を拝観するためにMieMuに初めて訪れたので、全体像を把握するためにぐるりと館内を巡った。
【参考】
三重県県立図書館付近の駐車場を利用したので、まずは道路を隔ててMieMuに対面。
ズームでパチリ。
歩道橋を利用して道路を渡ると、歩道橋の先は突き当りとなり、右側へ進むとMieMuの入り口がある。
受付で前売り券を見せると「そのまま三階へ上がってください。」と促された。三階へ上がるとその先で迎えてくれたのはミエゾウ全身復元骨格だった。反対側へ回りこんでからパチリ。
企画展示室で開催されているMieMu開館記念企画展第二弾 『日本の心』第六十二回神宮式年遷宮写真展を拝観してから基本展示室へ移動した。
見どころが満載なので、かいつまんで紹介する。写真では表現しきれないので、ぜひともこちらに訪れてじっくりと見学していただきたい。
【三重!みえ!ME!】
展示の導入部。
三重県民の日と
【三重の大地のなりたち】
トバリュウに関連した展示と
三重県を横断する中央構造線。
丹生露頭の写真を見ると現地を訪れてみたくなる。
そう言えば、月出露頭を訪れようとして断念したことを思い出した。
【参考】
こちらは約1300万年前に絶滅した「パレオパラドキシア」。この学名には「古代の不思議なもの、難問、矛盾」の意味があるそうだ。
「頭がやけにでかい!」
こちらがアケボノゾウで、
こちらがミエゾウの部位。
三重のいまが数値で表現されていてこのコーナーは終了。
順路の先は
【大杉谷と大台ケ原】
その隣には
【東紀州の山村】、【伊賀盆地の農村】
先の展示物である道標を右手に見ながら
気になったのが餅杭。柳谷ではお正月を迎えるために12月30日に杭を打ち
それらの杭の上に餅、だいこんや人参などをのせるのが特徴であるそうだ。
こちらは
【花の名山 藤原岳】
【伊勢平野の農村】
こんなものも、あんなものの・・・。
【伊勢湾】
【志摩・東紀州の漁村】
和具で行われる「潮かけ祭」のタイムスケジュールがフィールドノートに記されていた。興味深いお祭りなので一度は訪れてみたいものだ!
魚の展示が終わりになると右側へ折り返した。ここからは、
「三重をめぐる 人・モノ・文化の交流史」
人々のつながりに関する・・・。
海、
後ろの小舟に目を引かれた。
そして,街道
この場に並べられているのは伊賀、志摩、松阪、伊勢の4国の国印。
こちらが平安時代の東海道と伊勢路。
近くにある石仏の前には「ハンズオン ななめライト」のボタンが置かれていた。
ボタンを押すと明らかに文字が見やすくなった。
その隣には、聖地熊野へ向かい人びとのコーナー。
昨年、熊野古道伊勢路を歩いたことを思い出した。
【参考】
ここには熊野を目指した人々が身につけた菅笠と笈摺も展示されていた。
さらにその隣には、旧岩田橋にあった欄干の擬宝珠(レプリカ)。傷痕もしっかりと再現されていた。
この先には伊勢参詣曼荼羅。
伊勢参詣曼荼羅を見たら皇學館大学の千枝さんを思いだした。
【参考】
この後は伊勢にとっては重要な存在であった御師についてかなりのスペースをあてていた。
おかげ参りの柄杓も・・・。
今回私が最も気に入って見入ってしまったのがこちら。外宮の御師「三日市太夫次郎」邸の30分の1の縮尺模型。
細部に渡り、こだわりを持って作られている。それぞれの人形にも個性が見られとても興味深い。ここでは数場面を切り出したが、隅から隅まで見ていたら半日は必要だろう。
MieMuの3階から2階へ移動すると
MieMuのメイキングコーナーがあったので興味深く見学したら、こんなものを発見。何だろう?
これらは、旧岩田橋にあった欄干の擬宝珠および柄杓のレプリカを作った際の型枠だった。面白い。
今日は午後から御殿場海岸で潮干狩りを予定していたので
次回は余裕をもって再訪することを約してMieMuを後にした。
【 20140531 の記録 】
- 見どころ満載のMieMu基本展示+α
→ MieMu開館記念企画展第二弾 『日本の心』第六十二回神宮式年遷宮写真展