2014年09月20日(土) 工事用のシートが外された御正宮の古殿地と御造営が進む土宮、風宮(外宮) (車、徒歩)
第62回神宮式年遷宮はまだまだ続いている。昨年、御遷宮を終えた旧御正宮の解体状況と御造営が進む土宮および風宮の状況を確認するために外宮を訪れた。
【参考】 前回の訪問記事はこちら
- 外宮における正宮の解体と簀屋根の準備が開始された風宮ほか
(まだまだ続く第62回神宮式年遷宮)
駐車場から近い側にある北御門参道を進むと御厩を過ぎ、北御門鳥居をくぐった。
最初の定点観測位置である古殿地と忌火屋殿前庭の間を望める場所へ到着。
いつものように確認すると前回訪れた時には残されていた資材や工具は片付けられていた。
視線を左方向へ振ると、古殿地の御正殿跡付近には心御柱の覆屋が設置されていた。
参道をさらに進むと大庭に建つ九丈殿、五丈殿をパチリ。
前回と同様に五丈殿を通して
現在の四丈殿方向を望んだ。前回訪問時には古殿地に設置されていた工事用のシートが取り外されていた。
大庭の角で表参道と合流すると
【御正宮の古殿地】
表参道を進んだ。 「あっ!」 前回は工事用のシートで隠されていた御正宮の古殿地が今はオープンになっていた。
近づいてパチリ!
さらにパノラマでパ〜〜チリ。
パ〜チリ。さすがに御正宮の御敷地は広い。
ここでも佇んでしまった。最近は佇むことが多い。
古殿地が更地となると現在の御敷地はとても見通しが良くなっている。
御正殿を望むことも可能だ。
また古殿地で興味深かったのはこちら、御正殿や各殿は掘立柱を土中に直接埋める方式であるが、宿衛屋は礎石の上に建てられていた。
このような礎石の上に!
御正宮にお参りしてから
参道を戻ると
現在の板垣と古殿地の間に建つ常夜燈の脇には
参道には後ろ向きにされたこんな立札が残されていた。(しかし、なぜここに、しかも後ろ向きで残されているのだろう?)
再び、古殿地の前へ戻るとお気に入りを発見してしまった。それは宿衛屋の跡に置かれている
この球状の石。今後、外宮を訪れたら必ずチェックしてしまうだろう!
そして、古殿地に見入ってしまった。
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最後に
もう一度、御正殿を確認してから別宮への参道へ向かった。
【御造営が進められる土宮】
別宮への参道を進むとまずは右手の土宮。
特に変化を確認することはできなかったが、
トラックが資材を運び入れる様子に見入っているチビっ子が印象的だった。
【御造営が進められる風宮】
そして、反対側の風宮では簀屋根が完成し、その中からは槌音が響いていた。
これからは別宮が次々と遷宮を迎える。