2016年02月28日(日) 山田奉行所記念館を目指しての神社めぐり(お伊勢さん125社ほか) (徒歩)
地元にある山田奉行所記念館(伊勢市御薗町上條)では定期的に企画展示が開催される。今回も3月末まで開催されているので、見過ごさないように早めに訪れることにした。歩いて向かえば10分ほどで到着するのだがそれでは面白くない。お伊勢さん125社ほかの神社を巡ってからたどり着くルートを設定して訪れることにした。
結果的に巡った主要はポイントは次の通り。 (赤文字はお伊勢さん125社)
河原神社 → 馬瀬神社 → 日和神社 → 御食神社 → 海の駅 神社港 → 志宝屋神社 → 山田奉行所記念館 → 二木神社
自宅を出発すると、まずは近くに鎮座するお伊勢さん125社である豊受大神宮 摂社の河原神社(同末社である毛理神社を同座)を目指した。
早速にお参り。
今にも動き出しそうな・・・
猿頭門にお別れを告げると河原神社の社叢を右へ巻き、この入口とは反対方向へと続く農道を歩いた。
何分経っただろうか農道の右側に並行して走っているこの道路(大湊へと続く)へ出るとSANCO 馬瀬 バスのりばの先で右側の路地へ入った。
その先にはこんな雰囲気。(実際にはこの写真とは反対方向へ)こんな路地をウロウロと進むと
馬瀬神社前の広場へたどり着いた。
馬瀬神社では祈年祭の斎行を終えた直後だった。御神酒までいただきしばしお話を伺った。そのショッキングは話題については別の記事で紹介する。
馬瀬神社を後にすると下野町に鎮座する日和神社方向へと・・・、その途中でこんな立派な石積みを見かける。
この道路にある横断歩道を渡るとさらに細い道を・・・
その途中、右手にはこんな用水路が敷設されている。最近はこんなフリュームの水路って珍しい。
さらに先へ進むと斑が入ったツバキ。
さらに細くなった路地を奥へと進んだ。(車は通れないこんな雰囲気が大好き!)
その先右手には鳥居が建ち、ここが日和神社の参道となっている。
鳥居をくぐり先へと進むと「日和神社」の社号標が迎えてくれる。
再び鳥居をくぐると・・・
拝殿にてお参り。賽銭箱は鎖で雁字搦めとなっていた。馬瀬神社のことを思い出してしまった。
続いては、拝殿の脇にまつられている八幡社にもお参り。
日和神社を後にすると打ちっ放しのゴルフ場の近くに架かる橋を渡った。その先がこちらで伊勢市立神社小学校のグランド付近に出る。この通りは神社港の本通りで往時にはかなり賑わっていたそうだ。
そんな本通りを勢田川方向へと進むと所々にこんな雰囲気が見られる。
こちらは旧(?)柏屋旅館とその隣は銭湯新玉湯跡。
さらに先へ行くと井戸の前には「本通り」の説明板が立っている。
説明板の方向にある路地を遠望するとその先には御食神社の社叢が見える。この通りは旧花街通りなのだそうだが、今はその面影さえ感じられない。
華やかな往時の雰囲気を想像しながら御食神社(豊受大神宮 摂社)へ向かうとまずはお参り。
社殿の向かいには御池があり、その前には舟型の手水石が置かれている。
こちらはお伊勢さん125社であるとともに神社港の氏神でもあるからだろうか、それとも土地柄だろうか、御池とともに辰の井と呼ばれる井戸がある。
それがこちら。
【参考】
- 御食神社、辰の井ほか 2014年03月16日
私と入れ違いでおばあちゃんがお参りに来られた。
こちらの説明板には御食神社(辰の宮)と記されている。
御食神社を後にすると神社港公民館の前に建つ
さんぐう道標を確認した。
神社港の見どころについてはこちら、
【参考】
- 続・神社港歴史散策 2011年04月17日
- 続・神社港歴史散策(その2) 2011年07月10日
神社港公民館前を離れようとした際、猫が近づいてきた。苦手なので対峙する形となってしまった。
神社港公民館前を後にすると海の駅 神社港の通り抜けて
勢田川沿いを下流方向へと進むと内田造船株式会社の巨大クレーンを眺めながら・・・
時の力を感じていた。
さらにこんなカーブミラー。彼が映し出す先は
こんな風景だった。まさに彼は遺物と化していた。これも時の流れ・・・。
さらにこんな風景も、力持ちだ!
大湊へと続く道路(先に紹介したSANCO 馬瀬 バスのりばがある)へ出た。そしてこちらはSANCO 徳田 バスのりば。大湊川の先にはこれから向かう志宝屋神社(豊受大神宮 末社)の社叢が望める。
大湊川に架かる湊橋を渡るとその先で堤防道路を歩いた。(左方向)
しばらく堤防道路を歩くと途中の階段で右方向へと下り、民家の間を進んだ。そしてたどり着いたのがこちら。道路が直進ではなく微妙に曲がっている。いい雰囲気だ。こちらが志宝屋神社!
鳥居をくぐると
こちらにも舟型の手水石が置かれていた。
お参り。
こちらの社叢には鳥が住み着いているのだろう。鳴き声は聞こえるし、
こんな落とし物も至るところに残されている。これも自然!
志宝屋神社を後にする際、
定の立札に呼び止められた。
打ち込んで下さいと言われたような? でも勝手なことはできないので、この状態に留めておいた。
志宝屋神社を後にすると新しく架けられた第二湊橋を渡って対岸へ向かった。こんなところにあるものは何だろう? 側面には「水 1994」と陽刻されている。水道施設?
この?を後にすると大湊川と宮川の合流点を過ぎ、宮川の右岸堤防を上流方向へと進んだ。この付近は堤防強化(浸透対策)されていてダンプが対向できそうな幅員である。
緩やかに左へと弧を描く堤防道路を進むと左手にこんな雰囲気の建物が望める。火薬蔵跡付近にあるのは
御薗手筒花火製造所だ。
【参考】
- 大念仏行事(手筒花火、かんこ踊り他) – 伊勢市御薗町上條 2011年08月14日
- 大念仏行事(手筒花火、かんこ踊り他) – 伊勢市御薗町小林 2011年08月15日
- 第13回 全国伝統花火サミットin伊勢(動画あり) 2012年11月03日
続いて訪れたのは本日の目的地である山田奉行所記念館だった。
山田奉行所記念館で開催されていた企画展「大湊と山田奉行所」については別の記事で紹介する。
山田奉行所記念館を後にすると史蹟 山田奉行所跡を経由して自宅へと向かった。
「史蹟 山田奉行所跡」の近くにある正一位稲荷大明神にお参り。
さらに同じ境内に鎮座する二木神社にもお参り。
二木神社を後にしたのはすでに午後一時前、予定を大幅にオーバーしていた。
急ぎ足で自宅へ戻ったが、途中で梅の花に誘い込まれてしまった。
今年も寄り道は止められないのだろう。
【 20160228 の記録 】
- 山田奉行所記念館を目指しての神社めぐり(お伊勢さん125社ほか)
→ 賽銭の盗難被害にあった馬瀬神社(伊勢市馬瀬町)
→ 企画展「大湊と山田奉行所」(山田奉行所記念館)