2016年04月02日(土) 国史跡旧豊宮崎文庫とオヤネザクラの一般公開 (車、徒歩)
毎年、桜の季節になると特別に一般公開されるのが国史跡旧豊宮崎文庫とその場所で立っているオヤネザクラ。
国史跡旧豊宮崎文庫への現在の入口は御木本道路沿いに設置されているが、旧豊宮崎文庫の門はその反対側にある。
岡本一丁目交差点付近にある宮崎お花畑からその門を望むとこんな感じだ。
その門まで歩みを進めるとひとりの女性が練塀から枝を道路側へと伸ばしているオヤネザクラを撮影していた。
それに刺激を受け、私もパチリ、パチリ・・・
この門から入ってみたいものだ。
門を後にして御木本道路に面した入口へ移動すると普段は閉ざされている扉が両側に開かれていた。
その左側には次の掲示があった。
【追記】
今年は一般公開が延長され、4月9日(土)、10日(日)も公開。
見逃した方はぜひ旧豊宮崎文庫を訪れて!
警備員に挨拶するとオヤネザクラへ向かった。
こちらがオヤネザクラ。
市指定天然記念物
オヤネザクラ
(お屋根桜)
由来・豊宮崎文庫創設のとき、その主唱者の一人出口延佳の家の屋根に生えた苗を移植したとも、外宮古殿の屋根に生えたサクラとも言われる。
特徴・ヤマザクラの新種で花は始めから白く五弁。花梗とめしべの下部に毛がある。
伊勢市教育委員会
オヤネザクラと門。
こちらは、先ほど練塀の外から眺めたオヤネザクラ。
この桜のために今は練塀の高さが調整されているが、改修される前は練塀の屋根がこの枝で押しつぶされていた。
その様子など、過去の記録を振り返ると変化を知ることができ興味深い。
【参考】
- 一時公開(国史跡 旧豊宮崎文庫)、オヤネザクラ 2012年04月15日
- 旧豊宮崎文庫の一般公開、オヤネザクラ観覧 2014年03月29日
- 旧豊宮崎文庫の一般公開、オヤネザクラ 2015年04月04日
今日は朝から曇っていたのに、旧豊宮崎文庫を訪れたら眩しいほどの日差しに照らされた。どうやら歓迎されたようだ。
オヤネザクラ以外の桜も愛でて、しばし佇んだ。
束の間の好天に満足し、旧豊宮崎文庫を後にしたが、こちらで再び引き止められた。パチリ。
年に4日のチャンス、来年も訪れたいものだ。
【 20160402 の記録 】
- お伊勢さん125社まいり 大土御祖神社、国津御祖神社ほか(モノクローム)
- 神田下種祭(神宮神田)
- お伊勢さん125社 鏡宮神社、朝熊神社ほか(モノクローム)
- 鹿海神社(伊勢市鹿海町)
- 火防神(ひぶせのかみ)秋葉神社と横たえられたままの道標(伊勢市中村町)
- お伊勢さん125社 宇治山田神社、興玉の森と祭場跡(モノクローム)
- 五十鈴川の桜
- お伊勢さん125社 月讀宮、葭原神社ほか(モノクローム)
- 『伊勢→津なぎさまち』中部国際空港セントレア アクセス・バスのりば
- チューリップも可愛い、宮崎お花畑(御木本道路 岡本一丁目交差点付近)
- 国史跡旧豊宮崎文庫とオヤネザクラの一般公開
- 勾玉池と茜社(伊勢市豊川町)
- 企画展示「神宮の遷座 – 摂社・末社・所管社 -」(せんぐう館)