お伊勢さん125社まいり 二見めぐり

2015年07月18日(土) お伊勢さん125社まいり 二見めぐり (徒歩)

御塩浜から堅田神社(皇大神宮摂社)へたどり着いたので、お参りを済ませると御塩道ウォークを開始する御塩殿神社へと向かった。本記事のタイトルを「お伊勢さん125社まいり 二見めぐり」としてしまったが、二見めぐりの対象である次の五ヶ所(八社)の内二社しか巡らないのに大層なタイトルにしてしまった。

  • 御塩殿神社(皇大神宮所管社)
  • 堅田神社(皇大神宮摂社)
  • 江神社(皇大神宮摂社)
  • 神前神社(皇大神宮摂社)、許母利神社、荒前神社(ともに同末社)を同座
  • 粟皇子神社(皇大神宮摂社)

 

今回は巡れなかった他の神社については過去の記事をご参考に。

【参考】

 

今回はまず皇大神宮摂社である堅田神社にお参り。

堅田神社は、倭姫命が御杖代として天照大神のお鎮まりになる地を求めて各地を巡った際、この地の神である佐見都日女命が倭姫命に堅塩(焼き固めた塩)を奉った故事により定められたとされている。音無山の西麓(伊勢市二見町茶屋)に鎮座し、国道42号沿いにある伊勢市消防本部消防署二見出張所の向かい側にある路地を進むと、

その先はこんな雰囲気の参道入口となる。

堅田神社(皇大神宮摂社)

堅田神社(皇大神宮摂社)

 

社叢へ入るとその先で参道は右方向へ直角に折れる。その先右手に空間が広がる。

堅田神社(皇大神宮摂社)

堅田神社(皇大神宮摂社)

 

お参り。

堅田神社(皇大神宮摂社)

堅田神社(皇大神宮摂社)

 

社殿のこの色が妙に気になってしまった。

堅田神社(皇大神宮摂社)

堅田神社(皇大神宮摂社)

 

また、この社殿の前面には先ほどとは別の参道(というよりも小径)がある。この小径の先には民家があり専用の参道、ある意味贅沢な環境だ。羨ましい。

堅田神社(皇大神宮摂社)

堅田神社(皇大神宮摂社)

 

先ほどの参道を戻ると国道42号を横断して、直進した。

堅田神社(皇大神宮摂社)から望む国道42号

堅田神社(皇大神宮摂社)から望む国道42号

 

突き当りで右へ左へと進むとこの場所、夫婦岩表参道と交差する。右方向は文字通り夫婦岩方向、二見興玉神社へ至る。また、左方向は先に通過した二見生涯学習センターへ至るが、途中で右方向へ進むと御塩殿神社へたどり着く。ただし、今日は二見浦海岸で昼食とするため直進した。程なく海岸だ。

夫婦岩表参道を横切って二見浦海岸へ

夫婦岩表参道を横切って二見浦海岸へ

 

松並木が続く海岸へ出ると旅館の窓は雨戸で覆われていた。ここでも台風11号の名残があった。

台風対策のため雨戸を閉め切った旅館(二見浦海岸)

台風対策のため雨戸を閉め切った旅館(二見浦海岸)

 

普段なら旅館が雨戸を閉めることはないだろう。

台風対策のため雨戸を閉め切った旅館(二見浦海岸)

台風対策のため雨戸を閉め切った旅館(二見浦海岸)

 

海岸の堤防へ出ると突堤の整備を終えた右方向をパチリ。

海岸侵食対策工事(突堤工事)を終えた区間(二見浦海岸)

海岸侵食対策工事(突堤工事)を終えた区間(二見浦海岸)

 

その先には大注連縄が架けられている夫婦岩が遠望できる。

二見浦海岸から夫婦岩の遠望

二見浦海岸から夫婦岩の遠望

 

さらに、左側はいままさに突堤を構築している最中だった。

海岸侵食対策工事(突堤工事)中の区間(二見浦海岸)

海岸侵食対策工事(突堤工事)中の区間(二見浦海岸)

 

波の音を聞きながらの昼食(恒例のおにぎり三個)、腰を据えての昼食は珍しい。いつもなら歩きながらなので・・・。

伊勢志摩国立公園 名勝 二見浦の看板

伊勢志摩国立公園 名勝 二見浦の看板

 

しばしの昼食を終えると工事箇所を避けながら堤防道路へ出た。

海岸侵食対策工事(突堤工事)の工事看板(二見浦海岸)

海岸侵食対策工事(突堤工事)の工事看板(二見浦海岸)

 

こちらは工事中の突堤、ここはそろそろ完成だろう。

海岸侵食対策工事(突堤工事)中(二見浦海岸)

海岸侵食対策工事(突堤工事)中(二見浦海岸)

 

さらに御塩殿神社方向へ進むと二見浦シーサイドバーベキュー場

二見浦シーサイドバーベキュー場

二見浦シーサイドバーベキュー場

 

先ほど座ってしまったので、このハンモックでまどろみたい気分になっていた。「いかん、いかん、これからが長いのだから・・・」と自分に言い聞かせるとこの場を後にした。

二見浦シーサイドバーベキュー場

二見浦シーサイドバーベキュー場

 

海水浴場を過ぎると海を離れて御塩殿神社へ通じる道路を歩いた。二見中学校の前を過ぎるとこの社叢が近づき、

御塩殿神社(皇大神宮所管社)

御塩殿神社(皇大神宮所管社)

 

左側にはおかげバス 御塩殿神社前 バスのりばがある。

おかげバス 御塩殿神社前 バスのりば

おかげバス 御塩殿神社前 バスのりば

 

迷うことなく鳥居をくぐると御塩殿神社の参道を進んだ。

御塩殿神社(皇大神宮所管社)

御塩殿神社(皇大神宮所管社)

 

参道の中央付近は玉砂利が少なくなっていた。

玉砂利が少なくなってしまった参道(御塩殿神社)

玉砂利が少なくなってしまった参道(御塩殿神社)

 

さらに進むといつもは綺麗に掃き清められている参道に多くの落ち葉が・・・、これらも台風の名残だろう。

御塩殿(御塩殿神社)

御塩殿(御塩殿神社)

 

鳥居をくぐり、御塩殿を確認すると

御塩殿(御塩殿神社)

御塩殿(御塩殿神社)

 

御門の扉にヤモリを発見。

御塩殿の御扉でヤモリと「ダルマさんが転んだ」(御塩殿神社)

御塩殿の御扉でヤモリと「ダルマさんが転んだ」(御塩殿神社)

 

逃げられないよう、「ダルマさんが転んだ」と唱えながら近づいてパチリ。もうひと唱えしたところでヤモリは扉の裏側へと姿を消してしまった。

御塩殿の御扉でヤモリと「ダルマさんが転んだ」(御塩殿神社)

御塩殿の御扉でヤモリと「ダルマさんが転んだ」(御塩殿神社)

 

御塩殿の左隣にまつられている御塩殿神社にお参り。

御塩殿神社(皇大神宮所管社)と御塩殿

御塩殿神社(皇大神宮所管社)と御塩殿

 

こちらは年に二回、10月と3月に堅塩が焼き固めたられる御塩殿。

御塩殿(御塩殿神社)

御塩殿(御塩殿神社)

 

斎舎の前を左方向へ、御塩殿神社の裏側へと進むと

斎舎(御塩殿神社)

斎舎(御塩殿神社)

 

その先には御塩焼所と御塩汲入所がある。

御塩焼所、御塩汲入所(御塩殿神社)

御塩焼所、御塩汲入所(御塩殿神社)

 

御塩浜で採鹹された鹹水はこちらの右側に建つ御塩汲入所内のカメにて保管される。さらにその鹹水は左側に建つ御塩焼所にて大釜で焚き上げられると水分が抜けた荒塩となり、先ほどの御塩殿の右後方にある小さな建物(御塩倉)にて保管され、御塩焼固に供される。

御塩焼所、御塩汲入所(御塩殿神社)

御塩焼所、御塩汲入所(御塩殿神社)

 

このように御塩浜にて採鹹された鹹水はこちらの施設と奉仕者の尽力により【鹹水】→【荒塩】→【堅塩(御塩)】へと姿を変える。最終的にできあがった堅塩が御塩として神宮祭典にて神饌や修祓の清めに使用される。こちらは重要な施設である。

【参考】 参考までに

 

御塩ができあがるまでの過程を回想しながら

御塩殿神社(皇大神宮所管社)

御塩殿神社(皇大神宮所管社)

 

御塩殿神社を後にすると

御塩殿神社(皇大神宮所管社)との参道から望む御塩道

御塩殿神社(皇大神宮所管社)との参道から望む御塩道

 

御塩殿で焼き固められた堅塩が人出により外宮の斎館まで護送された道、御塩道を歩き始めた。

 

【 20150718 の記録 】

 

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